白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

世界が認めた日本のウイスキー

 

世界が認めた日本のウイスキー

世界が認めた日本のウイスキー

 

内容紹介

日本のウイスキーが世界で注目を集めています。
日本でもNHK連続テレビ小説「マッサン」によりブームに火がつき、今もその人気は続いています。
本書は、そのウイスキーの本場で活躍する著者が日本全国の蒸留所から酒場までを巡った取材記録です。

その目的のひとつは竹鶴政孝鳥井信治郎からはじまった「ゼロから出発した英雄たちの物語」の足跡をたどること。
そしてもうひとつは日本国内だけの秘密にとどまっていた国産ウイスキーが、
なぜ世界で最もエキゾチックでエキサイティングなウイスキーとして称賛されるようになったのかを説明することでした。
その道すがら、日本の蒸溜所を訪問し、日本内外の優れたウイスキーバーやレストランにもスポットを当て、
日本のウイスキーの革命を引き起こした多数の人たちに話を聞いています。

もちろん、日本のウイスキーを世界に知らしめた上質のモルトを厳選して紹介しているカタログとしてもご活用いただけます。

■主な目次
第1章 日本のウイスキーの歴史
第2章 日本のウイスキー造り
第3章 日本のウイスキー蒸溜所
第4章 テイスティングノート
第5章 日本のウイスキーの興隆
第6章 日本のウイスキーバー 
第7章 世界のウイスキーバー
第8章 ウイスキーカクテルと料理とのペアリング
第9章 日本のウイスキーの未来

内容(「BOOK」データベースより)

雑誌「ウイスキーマガジン」「ザ・スピリッツ・ビジネス」の元編集者で、『世界のベストウイスキー』『死ぬ前に一度は飲みたい1001のウイスキー』の著者による、日本での取材記録。日本のウイスキーの起源と、現状に至る道筋をたどる「ゼロから出発した英雄の物語」。その道すがら、日本の蒸溜所を訪問し、日本内外の優れたウイスキーバーやレストランにスポットを当て、日本のウイスキーの革命を引き起こした多数の人たちに話を聞いている。テイスティングノートでは、日本のウイスキーを世界に知らしめた上質のモルトを選んで紹介している。

著者について

ドミニク・ロスクロウ
ウイスキーマガジン」「ザ・スピリッツ・ビジネス」「ウイスケリア」の元編集者。
著作に『世界のベストウイスキー』(グラフィック社)、『死ぬ前に一度は飲みたい1001のウイスキー(1001Whiskies To Try Before You Die)』
『ザ・ウイスキー・オパス(The Whisky Opus)』(2013年フォートナム&メイソンドリンクス・ライター・オブ・ザ・イヤー候補作)があるほか、
ウイスキー年鑑『The Whisky Yearbook』のすべての版をはじめとする多数の共著がある。
世界のウイスキーと、伝統的な産地以外のウイスキーを専門に国際的に活躍しており、
「ドリンクス・インターナショナル」「ハーパーズ・ワイン&スピリッツ・トレード・ニュース」「ウイスキー・アドヴォケート」の各誌のほか、
「タイムズ」紙、「サンデー・タイムズ」紙、「デイリー・テレグラフ」紙、「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙にも寄稿している。
最近ではイスラエルや台湾も含む世界の100以上の蒸溜所を訪ねている。スコッチウイスキーとバーボンへの貢献が認められ、
それぞれについて「ザ・キーパーズ・オブ・ザ・クエイヒ」と「ケンタッキー大佐」の称号が与えられた。
2015年「フォートナム&メイソンドリンクス・ライター・オブ・ザ・イヤー」を受賞。

訳者プロフィール 清水玲奈(しみず・れいな)
ジャーナリスト。東京大学大学院総合文化研究科修了(表象文化論)。ロンドンとパリを拠点に、執筆、翻訳、映像制作を行う。
著書に『世界の夢の本屋さん2』『世界の夢の本屋さん3』『世界で最も美しい書店』
『世界の美しい本屋さん』(いずれもエクスナレッジ)などがある。
日本のウイスキー創成期を描くNHKのドラマ「マッサン」では、台本制作・撮影のためのリサーチを担当した。

┣■冬になり、ウイスキーでも飲んで身体を温めたくなったので借りてみました。(^_^) 大型本らしく写真が豊富に掲載されているのですが、正直ハンドブックで済ませられる程度の内容ですかね。読み手は雰囲気よりも「美味しい日本のウイスキーを飲みたい」といった先入観から読むと思いますのでね。内容は至ってガイド本ですもの。(苦笑) 【一個人】や【男の隠れ家】で特集されてそうな、そんな編集だと思いました。

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