白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

生活と文化 宮本常一座談録

 

宮本常一座談録 生活と文化

宮本常一座談録 生活と文化

 

┣■私は民俗学者宮本常一作品のコンプリートを目指してました。無職の身に転じてその夢は頓挫しておりますけれども・・・ そんな中で図書館でふと棚に掲げられていたのが本書です。発行から既に1年経過してますね。どうして目立つところに並べられていたんだっけかな ??  返却してから既に半年が経過しており:2016/12/06、忘れちゃいました。(^^ゞ

┣■タイトルにあるように『座談会』でして、各地を放浪しまくった者同士が「アソコはあーでもない・こーでもない」と(私が言うとイヤらしく聞こえるなぁ(笑)。)、話が尽きなかったのではないかと思うくらい、くだけた感じで読んでいて非常に楽しかったです。本書を片手に旅先の車内などで読みたいですね。日中は車窓を眺めて、日が暮れた車内の中で。昔は深夜列車が必ず走っていたんですけどね。レールの上を走る音しか聞こえない中での「読書」って味わい深いものがありましたよね。*ピー、ガタゴト!*(笑)

┣■宮本常一氏は晩年、私の今いる【東京都府中市】にて余生を送られたようなんですよね。図書館を訪れたらば立派な全集が揃えられており、訊ねてみれば寄贈本だそうです。本人・ご遺族のものかは分かりませんが、一度手にとって読ませて頂こうと、毎回4Fを訪れる時には思っているんですけどね。大抵3Fまでで済ませちゃってるんだ、コレが。(^^ゞ 

┗■「〇の道」シリーズは割と所有しています。あと何が足りていないんだろう? 多作なので本当どれくらい執筆されているのかが分からなくて困っております。(苦笑)

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