ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用
- 作者: リード・ホフマン;ベン・カスノーカ;クリス・イェ,篠田真貴子;倉田幸信
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/07/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
┣■半年も過ぎた今頃になって目を通し終えたのですが(2016/12/06)、ヒット本にしては案外自分には響かなかったですね。結局「仲間内なのかな?」っていう印象が強く残ったというか。(苦笑)
┣■「まえがき」が詳しく過ぎて(感情移入しすぎてネタバレ?(笑))、あとはストーリーの大体判った本編を読まされた感が否めないのですが(苦笑)、ミッション・プロジェクト内でのコミットメント(本音のぶつけ合い?遠慮しないこと)が重要であることはよく伝わりました。会社・上司側の本心と、社員側の本心なども素直に述べられており面白かったですね。なんだかんだと気に入ってるジャン、俺。(^^ゞ
┣■ただ『卒業生ネットワーク』というものは日本的に言えば『学閥』をどうしても意識してしまうので、そこから家庭環境が豊かな世帯は高い教育が得られ~という系図までが想像できてしまったので、少し嫌悪感がした次第。諸外国ならばこうしたことは少ないのかなぁ? そんなこたぁねぇわな、利権が絡んでくるんだもの。(苦笑)
┗■能力の高い・気になる人にはこれまでの自然と接点を持とうと人はしてきたわけで、取り立てて新しい提言だとも思いませんでした。素直に・普通に語られているだけと言ったら酷いかな? 建前ばかりしか表立たない日本社会でこうした雇用体系が実現できる日は来るのでしょうか? 私が現役世代の間は難しそうです。(笑)