モルモット完全飼育: 飼い方の基本から接し方、生態、医学までわかる (PERFECT PET OWNER’S GUIDES)
- 作者: 大崎典子,井川俊彦,角田満
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2015/12/01
- メディア: 単行本
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┣■一人暮らしでの寂しさもあり、また昨今のペットブームから何か手軽に飼育できる生き物はいないか模索している最中ですが、その中にこの『モルモット』も含まれます。私の場合は【ペルー】だかの山中でモルモットらしき「げっ歯類」を自宅に飼い、腹が減れば捕まえて食材にしているシーンを思い浮かべて『モルモット』飼育を考えた部分が大きいのですが、恐らく食べられるはず? 小動物の運命なので悪く捉えないで下さい。(苦笑)
┣■こちらも目次を見て頂ければよく判りますが、パーフェクトと謳っているだけのことはあり、非常に細かい部分まで解説されています。これなら本書片手に実際に飼育も始められそうです。また飼育するに当たっての心構え・注意点もさりげなく織り込まれていて、より好感が持てました。出だしが「モルモットの体内構造解説」ですので。キカイダーばりの筋肉の付き具合、人体模型ばりの内蔵消化器官の図が掲載されています。(笑) 生き物を飼う以上、確かにこれくらいの知識は持っていなければなりません。
┗■で、読み終わっての感想ですが、「ウサギに比べたらそれほど臭くもなさそう」「適当でも扱えそう」な印象を持ったのですが、ウーン、それほど飼いたいとも思わないかな。食材としての魅力が「解体しづらそう」(毛が多い)という点で萎えたのが大きかったですかね。(苦笑) 田舎暮らしで台所の足元に飼育するにはいいかなって想像したんですけどねぇ。繁殖能力の実態とその寿命までは本書には書かれていませんでしたので。ちなみにモルモットも猫同様に「爪切り」が必要なようです。覚えておきましょう。