内容説明
皇帝の用に供された宋代の官窯青磁、また日本の茶人をとりこにした砧青磁など、東洋人の美意識を具現した青磁の、後漢から明代に至る壮大な流れを整理・紹介する。
目次
1 青いやきもの
2 青磁の誕生
3 古越磁と南北朝時代の青磁
4 隋・唐・五代の青磁
5 宋の青磁―華北地方
6 宋の青磁―江南地方
7 元・明の青磁
8 おわりに
出版社内容情報
複雑な中国陶磁の歴史を単純な時代別に終止せず、親しみ易い16のテーマに区分し、その全貌を明らかにする。発掘調査等の最新の研究成果を反映し、第一線の研究者による執筆。世界中の名品図版を多数収録した。