白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

アップル、グーグルが自動車産業を乗っとる日

 

アップル、グーグルが自動車産業を乗っとる日

アップル、グーグルが自動車産業を乗っとる日

 

内容紹介

自動車産業はいま、100年に一度の大転換期を迎えている。スマートフォンの普及とクラウドサービスの拡大により、急速に進むクルマとインターネットの融合。
アップル、グーグルをはじめ欧米のIT大手はすでに本格参入し始めている。この自動車革命の潮流に乗り遅れてしまっている日本の自動車産業は、生き残ることができるのか――

◆巻頭
第1章 自動車産業を襲う「テレマティクス」の衝撃
IT大手の参入で激変する自動車産業
自動車産業の拠点はデトロイトからシリコンバレー
グーグルがアンドロイドで自動車参入
iOS in the car」で一気に動くアップル
グーグルの自動運転開発の真意
デトロイト3"の反撃
インテル参入で激化する車載OS覇権争い
スマホでカーナビ」で車載型カーナビは消滅!?
転換期を迎えるカーナビメーカー
欧米が牛耳る自動車の音声認識
自動運転の要「地図データ」をめぐる開発競争
期待膨らむ衛星測位「マルチGNSS
自動運転はいつ普及するのか
「自律型移動体」時代の幕開け
“デジタル・カージャック"されたプリウス

第2章 乗り遅れる日系メーカーの迷走
欧米から新興国へ 市場転換の落とし穴
成長産業なのに“クルマはネタ枯れ"
国内需要が急減する、これだけの理由
好調の軽自動車にふりかかる受難
自動車の国内製造がなくなる日
日系メーカーを辞めていく技術者たち
失われた20年の弊害
メーカーの「マーケットイン」戦略の誤算
スマホとクルマの「商品サイクルの差」
「カーナビ大国・日本」を崩壊させる政策 「2秒ルール」に固執する自動車メーカー
「コストの積み上げ方式」が部品メーカーを潰す!?
米国が狙う脆弱な日本のサプライチェーン
“ITS先進国"日本は、じつは「ガラパゴス
カーナビ、ETC、VICSは日本が世界一
日本独自規格のITSは携帯電話の二の舞に!?
ホンダ、トヨタが模索するテレマティクスの課金モデル
誰も指摘しない成長戦略の問題点

第3章 混沌とする次世代車開発の行方
次世代車の主役はEVや自動運転ではない!?
米ZEV規制に振り回されるEV
EVブームに消えた投資マネー
米政府融資を得るも事業失敗したフィスカー
ロードスター」は未完のEVだった
テスラ「モデルS」は本格EVなのか
第二次燃料電池車ブームが到来!?
超小型モビリティは新カテゴリーの乗り物
先行き不透明なパーソナルロボット事業
若者のクルマ離れと「クルマのサブカル化」
「大人こども」が「スマホとクルマ」の架け橋に

第4章 スマホが変える自動車ビジネスの未来
「生活」をクルマに持ち込む「ブロートイン」
「グーグルグラス」の運転時の着用は違法!?
スマホが「デジタルキー」になる
車内空間のデザイン革命
次世代技術が車内空間を激変させる
トヨタの次世代型顧客管理システム
アプリを使った新たなカービジネスが誕生
家のなかにクルマを持ち込む時代がやって来る!?
自動運転車両同士による集団走行
未来型移動手段「モビリティミックス
「空飛ぶクルマ」が続々と登場

第5章 日本の自動車産業は生き残れるのか
産業転換のロードマップの策定が急務
既存の自動車ビジネスの衰弱
課題多き代替産業の育成
不人気になった自動車産業
「現状は茹でガエル」日本企業の危機感
真の「日本版シリコンバレー」を作れ! 
先進産業の街「東急・二子玉川」の可能性
東京五輪で自動運転をデモンストレーション
自動車新時代の「モビリティ・フィロソフィー」

┣■皮肉にも今、両社は自分達のシェア争いで醜い戦いを繰り広げておりますけどね。(苦笑)

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