白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

「やさしさ」という技術 賢い利己主義者になるための7講

 

「やさしさ」という技術――賢い利己主義者になるための7講

「やさしさ」という技術――賢い利己主義者になるための7講

 

┣■本の装丁とともに確かに「優しさ」を感じる文面でもあるのですが、結構*ズキュン*といい箇所を突いてくる、鋭い語り口調だと思いましたね。こんな文面の私でも基本「善人」だと自負しているのですが、「それは既に出来ている」という部分も多かったものの、「エー、そこまでぇ」と思う部分も幾つかありました。(苦笑) まあ自分一人だけではやれる範囲もたかが知れておりますので、「やさしさ」を通じて相手・仲間を集めていくって手法を学ぶにはとてもいい本だと素直に思いました。ハイ。

┗■今の世の中、特に人付き合いの薄れた都会で長く生活していると「なんでこんな利己主義の塊のような奴に優しくしなければいけないの?」と思うことも少なくありません。殴ると警察沙汰になるので一番効果的な「無視」を単独行動で社会人となって行ってきましたが、「優しさで粗暴な輩も包み込む」というのはやっぱり並大抵の努力ではないと思います。全てを既に持っているか(富裕層)、持ち合わせないから共存を熱望しているか、実際のところはそんな感じじゃないでしょうかね。(苦笑) まさに「言うや易し」だよなぁ。(^^ゞ

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