白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

戦後日本の放送規制

 

戦後日本の放送規制

戦後日本の放送規制

 

┣■戦後日本のTV放送は中高年世代であるならば「好き勝手」にやってきたイメージを持つ人が多いことかと思われます。私もその一人ですが、しかしよくよく調べ・考えてみれば、今現在の「締め付け」放映ほど露骨ではありませんが、報道されないタブーは存在したわけで・・・ 。放送形態が大きく変わろうとしている今、改めてその歴史を辿るのにとても便利な本が出版されました。(喜)

┣■とても真面目な本なので、少々堅苦しい印象を受けてしまいますが、適度に差し込まれた図表はなかなかソソるモノがあり、図表と見比べながら真面目な文面に当たればサクサクと読み進められると思います。私は大抵このような読書法です。(^^ゞ(笑)

┣■各地域の放送局の資本構成(上位3者)なども公開されており、内情を深掘りすることも可能です。「アー、だからこの会社グループの悪口言えないんだ」とかね。(笑) 自社制作率の高さなども各局大きな差があるようですし、政党に対するイメージ刺激報道なんて分析もされております。

┗■地デジ導入による「多チャンネル化」(進まず・・・ )、インターネットとの同時配信(東京MXなどでは既に一部の番組で実施)など時代の流れが大きく変わろうとしています。果たしてNHKは受信料を得られ続けられるのか? 不届き視聴者は逃れられ続けられるのか?(苦笑:災害時にも見ないと約束できるのであれば納得するけどね。見るだろう、お前ら。ズルいんだよ(怒)。) 自称TVウォッチャーの私としては大変気になるところです。ハイ。

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