民衆史の遺産 第4巻 芸能漂泊民
┣■700頁相当ある文集も早4巻目。正直“一気読み”は黙読とはいえ重労働だったりします。今も“お勤め人”であれば、とりあえず全巻揃えて・気になった時に索引するんですけどね。さすがにこのお値段で全巻揃えるのは今の私には贅沢すぎます。(^^ゞ
┣■本巻は『芸能』の民俗史です。「傀儡」などという言葉も登場してきますが、戦前の“芸の肥やし”といえば、そりゃ辛い事も時代劇などを見ていても多々あったようです。
┣■出雲大社を訪れた時に、ついでに近くにある『出雲阿国の墓』をお参りしたことがありますけど、立派な作りでしたね。中村家もわんさかとあってね、信仰の程が覗えました。【東京銀座】にある歌舞伎座も通勤時によく前を通りました。まあそれだけなんですけど。(笑)
出雲阿国の墓|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】
┣■日本の古き民俗芸能と言えば、私などはこちら『瞽女』が幼心に強い印象を残しています。
「瞽女(ごぜ) 盲目の旅芸人 安達浩写真集」安達浩著 京都書院
www.youtube.com ※現代の盲目と言えば・・・ ウソを付いちゃ共助は生まれませんよね。(悲)
┗■こうして振り返ると現在の芸能って伝統芸を除けば「おバカ」宣言するばかりで、何も生まれていないことが実感できます。新手の芸人?『YouTuber』などは小手先・マジック芸・モノマネ芸みたいなものですしね。そう考えると実に【つまらない国】になったものだと思うよね。世界を席巻している『エロ動画』などは『芸能』とは呼べないわけで、安易に裸になる芸人=ポルノ俳優と同じってことなんだよね。(哀)