白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

選択 2017年 2月号

三万人のための総合情報誌『選択』

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記事一覧≪ 2017年2月号 ≫
経済
トランプに震え上がるトヨタ
日本自動車業界の「沈降」が始まる
日銀「ポスト黒田」で浮上する名前
危うさ増す「アベノミクス追認機関」
「トランプ相場」に浮かれるな
米国債市場「バブル崩壊」で大混乱へ
《経営者東京裁判
林信秀(みずほ銀行頭取)
三年やって「成果ゼロ」の盆暗男
トランプが次に狙う「日本製造業」
日米「新貿易摩擦」の深刻な先行き
《クローズアップ》山本敏博(電通新社長)
満身創痍「ガリバー」の再生担う
実現するか?「マイナス利子」非課税国債
魅力は「相続税免除」と社会保障財源
中部電力と東電「実質合併」への茨道公開
福島賠償「そっちのけ」で渦巻く我欲
三井住友信託「解体処分」の窮地
金融庁を激怒させた「裏切り」の経営
三井物産と丸紅「ロシア事業」の巧拙
「官主導」資源案件で分かれる明暗
風前の灯の東芝
空売り」仕掛ける三菱UFJの非情
違法残業の責任を「天下り官僚」に転嫁
三菱電機のずる賢さの餌食に
JR東海と安倍政権の度を越した「癒着」
超優遇「リニア融資」に怨嗟の声
IBMに食い物にされる日本郵政
西室前社長のとんだ「置き土産」
《企業研究》キヤノン
主力事業「総崩れ」に無策の経営
< 2017年1月号
2017年3月号 >

WORLD
中国で始まる「外国人浄化政策」
日本企業駐在員が「最大の標的」に
米露関係は必ず「悪化」する
「核軍備」で脅し合う物騒な展開も
南極「軍事利用」に走る中国とロシア
国際条約「無視」で拠点を増強中
「ジハード」の新たな主敵はロシア
プーチンテロとの戦い」の底なし沼
意外とまとも「シリア和平協議」
「米国抜き」で前進する脆い枠組み
習近平「権力闘争」の趨勢
急ピッチで進む「自派」の拡大
米国「大富豪」のカネの使い方
寄付で社会を変える「慈善資本主義」
アフリカ「奇跡の経済成長」を遂げる国々
最優等生は「エチオピア
偽ニュースが「産業」になる東欧の貧国
欧州「ポスト真実」時代の新風景
習近平とトランプの「裏取引」
米新政権に流れ込む「中国マネー」
見えてきた米国の「行く末」特別リポート
トランプ時代は「衰退」へと向かう
《世界のキーパーソン》
ナフタリ・ベネット(イスラエルユダヤ人の家」党首)
中東和平をぶち壊す「次の首相候補
< 2017年1月号
2017年3月号 >

政治
「安倍後」の自民党を待つ多難
巨大政党の寒気がする「人材払底」
「亡国の防衛大臣稲田朋美
この難局で「政策停滞」の深い罪
「農協改革」主役たちは総退場へ
守旧派が狙うJA全中「会長奪還」
麻生太郎が米新政権に招かれた理由
《政界スキャン》
《罪深きはこの官僚》
吉田和郎厚生労働省社会・援護局事業課長
デタラメ 「戦没者遺骨収集」を放置
《土着権力の研究》愛知県 岡谷鋼機
トヨタを凌ぐ「ナゴヤ財界」の重鎮
安倍に「三期目」やる気なし
党則変更でも「来年勇退」したい理由
< 2017年1月号
2017年3月号 >

社会・文化
真言宗高野山「金銭醜聞」の膿
密教寺院を揺るがす「泥沼訴訟」
狩猟ブームは日本に根付くか
北海道「エゾシカ撃ち」の魅力
新たなる「勤勉革命」のすすめ
速水 融(歴史人口学者)
日本医師連盟」にも迂回献金疑惑
寄付金上限を無視して組織内候補支援
元旦紙面からトヨタの広告が消滅
見限られつつある新聞業界
沖縄に忍び寄る中国の「紅い魔手」
蔓延るスパイ活動と「植民地化」戦略
厚労省・薬系技官「組織的天下り」一覧
「大胆手口」で大学教授に再就職
《日本のサンクチュアリ日本産科婦人科学会
「安心して産めない国」の元凶
< 2017年1月号
2017年3月号 >

連載
皇室の風102
元日即位も悪くない
岩井克己
本に遇う 連載206
五十六の嗚咽を聴け
河谷史夫
美食文学逍遥2
グルマンをいかに描くか
福田育弘
誤審のスポーツ史26
五輪精神はもはや「幻想」
中村 計
美の艶話 14
肉食「美魔女」の孤独
佐伯順子
Book Reviewing Globe 393
人民元は国際通貨たりえない
西風429
「地方創生列車」に集まる期待
日本の科学アラカルト78
生命の神秘を解明する 「酵素」研究の最先端

┣■巻頭インタビューにて『新たなる「勤勉改革」のすすめ』と提言されておられますが、先日青森の某古物商とのメッセージ交換の中で「せめて道徳教育は明治時代に戻すべきだ」という発言が聞かれました。私はこちらで明治初期~昭和初期の教科書を多数購入したのですが、これが驚くほどに昭和半ばの私が学んでいた教科書そのものだったのです。つまり『明治維新』直後には早々と原型は完成していたわけで、紙質も大正期には今とほぼ同じ。写真や図表は少なく・大文字ですが、逆にそれが学ぼうとする意欲を掻き立てている風にも私は感じました。戦中期の数学・化学などは実戦向きで面白いと言っては失礼ですが、ちょっと感動しました。

┣■「明治期に戻せ!」と叫ぶと【極右】だと思われるかもしれませんが、昔は大戦となる前から『支那』と明記し学ばせていたし、教科書への書き込み具合から当時の学生らが真剣に学ぼうとしていた姿勢を感じ取ることができます。今の豊かな社会にいる学生らにこうした姿勢を持って勉学に励み・将来の国の未来を託したい、と願うのは極当たり前の話だと私には思えますけどね。なんでもかんでも文句を言う前に、なぜそのような発言をするのか。相手の裏も取ってから意見を述べて欲しいものです。*どアホ*

┣■『偽ニュースが「産業」になる東欧の貧国』。「コピペで嘘を量産する失業青年」なる見出しが躍っています。Newsを小遣い稼ぎの対象としてしまったこと自体が大きな過ちなのかもしれませんね。当ブログも該当しますが、月100円~500円の間しかない稼ぎですので、もう完全に放置プレイ状態です。まさに“現金”な輩ってことです。(笑)

┣■『中部電力と東電「実質合併」への茨道』ですか。合併するってところまでイメージは湧きませんでしたね。なるほどね~。2017年5月から電気料金だけでなくガス料金も各社揃って「値上げ」が確定。会社の規模を大きくして消費者の負担を減らすという方法も行き着く限界値は見えているわけで、国民には「値上げへの覚悟」が求められていることをもっと知らせるべきでしょうね。知らせちゃうと益々消費しなくなっちゃいますか? 米国みたいにせめてガソリン価格を抑えられればね、もう少し景気も違ってくると思うのだけれど・・・ 

┣■『【キャノン】主力事業「総崩れ」・新規事業を確立せねば「立ち枯れ」』という気になる記事が目を惹きます。同社だけではないけれど、安易なM&Aでやり繰りできるのは、ほんの一握りですからね。「新事業」発足こそイノベーションだということなんでしょう。偉そうなこと言うけどさ。

┗■『美の艶話』の中で鏑木清方作『高野聖』なる画が掲載されています。馬好きの私にとっては一緒に描かれている馬の方が気になりますが、うーん、この作者も馬自体あまり知らない・興味がなかったようです。こんな表情・コロンとした体形していないもの。エロスなので馬を無理矢理出したのかまでは記事をよく読んでいないので判断尽きかねますが、ちょっとこの絵は頂けないかな。(苦笑)

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