※Kindle版です。画像が貼り付けてあるのはこちらのみだったので・・・
┣■表紙を見た瞬間「オッ」と思いました。今話題のワード『フィンテック』を取り上げていたからです。「聞いて分かったようで、実はまだよく分からない」といった感じを抱いているのは私だけじゃないと思うけど? 最新『フィンテック』情報を専門家らが噛み砕いて語ってくれています。
┣■しかし、読み終わった感想ですが、余計に ?? が付いてしまったような不完全燃焼な気分になりますね。いや、説明が下手とかではなくて、まだ乱立状態で・確固たる強者も現れていないということが理解できました。そりゃよく分からんわな。(苦笑) ただ一つ言えるのは『ブロックチェーン』なる技術によって【金融業界】の大革命が始まろうとしているということ。既に仮想通貨的な「ネット決済」を多くの方が経験していると思いますが、端的に言えば “より便利で安くなる” 方向へ世の中は進みつつあるということです。そして日本は世界からひと回り遅れてついて行っているという話。「紙幣」そのものが無くなったら紙幣発行を司る【中央銀行】そのものが不要になるわけで・・・ 。国家という概念そのものが変わってしまうのかもしれません。これが本当のグローバル社会なのかも !? (笑)
┣■今号は小記事で目を惹くものが数多くありました。『追悼 水木しげるさん』のリアリスト、視点争点『判断が曖昧な日本の「終末医療」』、『マレーシア:英語能力低下に危機感』、年間5億ドル損失の試算『米国民皆保の存続が正念場』、特別インタビュー:ポール・シェアード『今回の米利上げは歴史的な実験』など。なかなか面白かったです。
┗■別枠で中国ネタを2つ。今朝の【モーニングサテライト】でも取り上げられていた「国有企業改革」。より具体的に挙げられており勉強になりました。もう1つも同じ景気対策に関するものなのですが、習近平政権が掲げた新ワード『供給側改革』の具体策・その下支えとなる原案が書かれており「へぇ~」と思わず唸ってしまいました。テレビ・雑誌ともに中国人エコノミスト・アナリストですね。やはりここまで深掘りした内容は国内ネットワークの有無が大きいようです。中国、一気に復活しそうな気がしてきました。(笑)