白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

青眉抄・青眉抄その後 上村松園全随筆集

 

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内容説明

美人画を超越した美の領域を描いた画家の静かな熱情。品格薫る名随筆『青眉抄』『青眉抄その後』全文収録、待望の復刻。

目次

青眉抄(眉の記;髷;車中有感;九龍虫;無題抄 ほか)
青眉抄その後(舞じたく;蛍;雷同性に富む現代女流作家;「汐くみ」の画について;朝顔日記の深雪と淀君 ほか)

著者等紹介

上村松園[ウエムラショウエン]
明治8年(1875)、京都市に葉茶屋を営む上村家の次女として生まれる。本名、津禰(つね)。十二歳で京都府画学校に入学、鈴木松年に師事。翌年松年の退職に伴い画学校を退学し、松年の塾生となる。その後、幸野楳嶺、竹内栖鳳に師事。明治23年(1890)、第三回内国勧業博覧会に出品した四季美人画が一等褒状を受賞し、英国コンノート公の買い上げとなるなど海外の博覧会、国内の美術展で受賞し、早くより女流日本画家として活躍。昭和23年(1948)には女性として初めて文化勲章を受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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