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出版社内容情報
北一輝、大川周明、頭山満……。大アジア主義の理念を掲げ、戦前の日本を動かした「影の主役」たちを通じて、近現代史の真相に迫る力作。【著者紹介】
ジャーナリスト、評論家内容説明
明治維新から大東亜戦争に至る“日本の裏側”で、極めて重要な役割を演じたアジア主義者たち。欧米植民地からの東洋独立の革命に燃えた彼らは大東亜戦争に反対だったが、戦後は「侵略国のイデオローグ」として断罪されてしまう。本書は、戦前の日本を陰で動かした巨人たちの語られざる肖像に迫り、従来の近現代史の「定説」を覆した著者渾身の力作。
目次
第1部 東京裁判(致命的な失敗;侵略国のイデオローグ)
第2部 松井石根(大亜細亜協会;南京占領)
第3部 頭山満(攘夷から自由民権へ;「脱亜」か「興亜」か;孫文を救え;アジア独立の志士たち)
第4部 大川周明(「天皇」を発見した社会主義者;北一輝との決裂;五・一五事件;対米工作の失敗)
第5部 北一輝(帝国主義と社会主義;国体論;中華民国元年;『日本改造法案大綱』;青年将校;二・二六事件)
著者等紹介
田原総一朗[タハラソウイチロウ]
ジャーナリスト、評論家。1934年、滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、テレビ東京を経て、フリージャーナリストとして独立。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』では、生放送中に出演者に激しく迫るスタイルを確立、テレビの報道番組のスタイルを大きく変えた。活字方面での活動も旺盛で、共著も含めれば著作数は優に100点を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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