白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

頭山満思想集成

 

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出版社内容情報
●精選直話集 ―― 頭山思想の真髄を読む

書肆心水既刊、『頭山満言志録』、『頭山満直話集』 の合冊版。 伝説的存在として脚色されがちな頭山満の真の姿と思想を伝える良質な直話のみを精選。 西郷隆盛の遺訓を講評しつつ自己の思想を語る 「大西郷遺訓を読む」 と、自己の一代を回顧しつつ同時代の人物や社会を批評する 「直話集」 で構成。

内容説明
書肆心水既刊『頭山満言志録』『頭山満直話集』の合冊版。伝説的存在として脚色されがちな頭山満の真の姿と思想を伝える良質な直話のみを精選。

目次
大西郷遺訓を読む(大西郷遺訓;頭山満講評)
直話集1(自己を語る;人物評;時評・訓話
直話集2(一代回顧談)
附録 頭山満先生(夢野久作

著者等紹介
頭山満[トウヤマミツル]
1855年生、1944年歿。明治・大正・昭和期に活躍した在野の国士。筑前玄洋社のシンボルとして著名。「国家主義者、政界の黒幕、大アジア主義を唱え大陸進出に暗躍した右翼の巨頭」などと紹介されることが多い。明治10年内戦の時代、西欧化の圧力の中で、内政的問題として民権論を、対外的問題として国権論を課題に活動を始め、西欧植民地主義に対抗するアジア復興の立場から、中国民族革命志士との連携等、東アジアの国際政治に動いた。在野の立場で一貫しながら国内政界にも大きな影響力を長く持ち続け終生活動した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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