白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

住まいの解剖図鑑―心地よい住宅を設計する仕組み

 

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内容説明
住宅設計の現場には、家づくりの先人たちが積み重ねてきた知恵や工夫、心憎いまでの「ふつう」があります。それらのエッセンスを、550点超のイラストと洒脱な文章で分解・抽出した“住宅版・解体新書”。

 

目次
1 気持ちよさにはワケがある(家づくりとは?―住宅の設計は、お弁当づくりに似ています。;ポーチ―ソトとウチのあいだで、誰でも気持ちのギアを入れ換えている。;玄関―入口で靴を脱ぐのは、なぜ? ほか)
2 箱のかたちにはイミがある(屋根・軒―雨の日に傘を差すように。レインコートを着るように。;軒下―日傘のありがたさを知っているのは、ご婦人だけではありません。;リビング―翻訳するなら「座る部屋」。 ほか)
3 人にも寸法にもクセがある(動線―いちいち降りなくても、両手を使えば枝づたいに渡れます。;共有と専有(プライバシー)―あなた、家族、たくさんのあなた。
共有と専有(装置)―私のモノは私のモノ、みんなのモノも私のモノ。 ほか)

 

著者等紹介
増田奏[マスダススム]
1951年横浜市生まれ。一級建築士関東学院大学人間環境学客員教授。横浜の建築家グループ「area 045」会員。1977年早稲田大学大学院修士課程(穂積信夫研究室)修了。同年より’86年までの9年間、「住宅設計の第一人者」故吉村順三氏の設計事務所に勤務。’86年に独立、横浜市に建築設計事務所SMAを設立し、住宅設計を中心に活動。’87年より関東学院大学工学部、関東学院女子短期大学家政学部、日本大学生産工学部などで建築計画・建築設計の非常勤講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。