白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

社会保障亡国論

※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。

www.kinokuniya.co.jp

 

出版社内容情報
消費税が増税されると本当に社会保障は充実するのか。地方行政が空洞化する今、人々の生活不安は拡大する一方だ。真の福祉充実を。消費税が増税されると本当に社会保障は充実するのか。
現在わが国の社会保障給付費は、GDPの約4分の1にあたる110兆円を超える規模に達しており、年間3?4兆円というペースで急増している。消費税率の引き上げの効果は3兆?4年で消失する計算となる。
年金・医療・介護・子育て支援など、「少子高齢化」日本に暮らす人々の不安は拡がる一方だ。社会保障財源の現状を具体的に改善する議論と給付の抑制・効率化策も提言する。

 

第一章 財政から語る社会保障
第二章 社会保障の暗黙の債務は一五〇〇兆円
第三章 社会保障と税の一体改革、社会保障制度改革国民会議
第四章 年金支給開始年齢は七〇歳以上に
第五章 高齢化社会の安定財源は消費税ではなく相続税
第六章 公費投入縮減から進める給付効率化
第七章 消費増税不要の待機児童対策
第八章 「貧困の罠」を防ぐ生活保護改革
第九章 改革のインフラ整備と仕組み作り


鈴木 亘[スズキ ワタル]
著・文・その他

内容説明
政治家・官僚が絶対言わない本当の話。消費税10%でも、「焼け石に水」という現実。数字で見る社会保障の構造と財政赤字の問題点とは。世界最速の少子高齢化を乗り越えるための処方箋!

 

目次
第1章 財政から語る社会保障
第2章 社会保障の暗黙の債務は一五〇〇兆円
第3章 社会保障と税の一体改革、社会保障制度改革国民会議
第4章 年金支給開始年齢は七〇歳以上に
第5章 高齢化社会の安定財源は消費税ではなく相続税
第6章 公費投入縮減から進める給付効率化
第7章 消費増税不要の待機児童対策
第8章 「貧困の罠」を防ぐ生活保護改革
第9章 改革のインフラ整備と仕組み作り

 

著者等紹介
鈴木亘[スズキワタル]
1970年、兵庫県神戸市に生まれる。経済学者。専門は社会保障論、医療経済学、福祉経済学。上智大学経済学部卒業後、1994年日本銀行入行。1998年日本銀行退職。大阪大学大学院にて経済学博士号取得。大阪大学助手、大阪大学大学院助教授、東京学芸大学准教授等を経て、学習院大学経済学部教授。現在、大阪市特別顧問(西成特区構想担当)等を兼任。著書に『生活保護の経済分析』(共著、東京大学出版会、日経・経済図書文化賞)、『だまされないための年金・医療・介護入門』(東洋経済新報社、日経BP、BizTech図書賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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