白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

洗脳大全―パブロフからソーシャルメディアまで

 

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出版社内容情報
闇の説得術
レーニンスターリンが利用したパブロフの実験からはじまり、朝鮮戦争時の洗脳や宗教団体の集団自殺ソーシャルメディアにおける最新の脳科学を駆使したより巧妙で無意識に作用する今日のマインドコントロールまで、洗脳の歴史をふりかえる。さらには第2次大戦終結後の冷戦時代において開発されたドラッグによる洗脳、記憶抹消、さらにはアメリカでひそかに進められていた「洗脳のマンハッタンプロジェクト」など、洗脳手法の多様化についても詳しく言及することにより、20世紀から今日まで行われていた、また現在進行系で行われている洗脳の実態を明らかにする。

 

内容説明
スターリン、CIA、ストックホルム症候群人民寺院、ヘヴンズ・ゲート…20世紀は洗脳の時代であった。国家、誘拐犯、宗教団体、SNSはどのようにわれわれを操ってきたのかを描き、「闇の説得術」の全貌を明らかにする。

 

目次
パブロフ以前
第1部 政府と学界(パブロフの犬とソヴィエトの公開裁判;自白の薬;冷戦、朝鮮への序曲;朝鮮戦争と洗脳の誕生;CIAの逆襲;死せる記憶)
第2部 犯罪者と宗教団体(人質たちの即時的転向;パトリシア・ハースト;人種間の協調からジャングルに於ける死まで;〈ヘヴンズゲイト〉)
第3部 21世紀へ(継続する洗脳の悪夢;神経科学とソーシャルメディアに於ける洗脳の未来)

 

著者等紹介
ディムズディール,ジョエル[ディムズディール,ジョエル] [Dimsdale,Joel]
心理学者。カリフォルニア大学サンディエゴ校名誉教授。著書にThe New Mind Readers:What Neuroimaging Can and Cannot Reveal About Our Thoughts(Princeton University Press)がある

松田和也マツダカズヤ]
翻訳者。翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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