白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

木喰仏巡礼

 

木喰仏巡礼

木喰仏巡礼

  • 有峰書店新社
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www.kinokuniya.co.jp

 

内容説明
円空と並び称される木喰は、人生の晩期を迎えた56才から日本回国の第一歩を踏み出し、93才の老いの身をどこかの旅空で果てるまで37年間の放浪遊行の生涯を全うした。その間千体を超える仏像を刻んだ。その木喰の心と足跡を追って全国各地に残る木喰仏を撮影、詳細な解説を付した木喰仏写真集の決定版。

 

目次
写真ページ(四国堂仏流転;回国発願;蝦夷地巡礼 ほか)
解説 木喰の生涯(異端の仏たち;木喰仏世に出る;回国発願 ほか)
表・地図(木喰仏全国所在一覧;木喰年譜;木喰廻国足跡略図)

 

著者等紹介
伊藤勇[イトウイサム]
昭和6年10月27日生、県立峡南高等学校卒。木喰上人生家13代目当主として木喰研究にはげむ。下部町文化財審議委員、同町誌編纂委員、四国堂管理者、木喰会常任理事、現在農林業経営

丸山太一[マルヤマタイチ]
昭和13年山梨高工(現山梨大)電気工学科卒。東京芝浦電気に勤務。照明学会庶務幹事を経て、現在、マルヤマ器械店代表取締役。白麦米主任技術者。同人雑誌「中央線」同人、木喰会常任理事。著書に「明治四十年大水害実記」、共著に「甲州街道」「笛吹川」「木喰仏のふる里」など

瀬田千作[セタセンサク]
大正9年3月31日生。オリエンタル写真学校本科卒。昭和24年スペイン国際写真サロン初入選以来欧米諸国で20数点入選。26年フランスのラベー街に事務所を持つ国際写真クラブから正会員に推薦される。50、52年イタリアのローマ、ミラノ、ルッカなどで木喰写真展を開催。58年地域文化功労者として文部大臣より表彰。全日本写真連盟関東本部委員、山梨県芸術祭運営委員、県写真団体連絡協議会会長、県写真技能士検定員。同人雑誌「中央線」同人、現在スタジオ経営、木喰会常任理事
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