白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

来たれ、新たな社会主義―世界を読む 2016ー2021

※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。

www.kinokuniya.co.jp

出版社内容情報
ブレグジット、トランプの勝利と敗北、マクロンの諸改革、新型コロナ・パンデミック、気候危機……激動する世界のただ中で、格差と闘うエコノミストは何を訴えたのか? ピケティが構想する「新たな社会主義」とは? 2016年から21年初頭にかけて『ルモンド』紙に寄稿したコラムから44本を精選し、新たに「序文」を付す時評集。『21世紀の資本』から進化を続ける思考と格闘の軌跡。G・ズックマン、Y・バルファキス推薦。

 

内容説明
英国のEU離脱(ブレグジット)、トランプの勝利と敗北、マクロンの諸改革、プーチンの泥棒政治、新型コロナ、気候危機…激動する世界のただ中で、格差と闘うエコノミストは何を訴えたのか?ピケティが構想する「新たな社会主義」とは?2016年から21年初頭にかけて『ルモンド』紙に寄稿した時評から44本を精選し、新たに「序文」を付す。『21世紀の資本』から進化を続ける思考と格闘の軌跡。

 

目次
来たれ!社会主義 2020年9月
第1部 グローバル化の方向性を転換するために 2016‐2017(ヒラリー、アップル、そして私たち 2016年9月13日;IMF、格差、そして経済研究 2016年9月20日;男女間の賃金格差―19パーセントか、64パーセントか? 2016年11月7日 ほか)
第2部 フランスのためにはどんな改革をすべきか? 2017‐2018(フランスの格差 2017年4月18日;フランスのためにはどんな改革をすべきか? 2017年5月16日;トランプはレーガンのパワーアップ版だ 2017年6月13日 ほか)
第3部 欧州を愛することは欧州を変えること 2018‐2021(欧州の民主化のためのマニフェスト 2018年12月10日;「黄色いベスト運動」と税の公正 2018年12月11日;フランス革命前夜を彷彿させる債務危機 2019年1月15日 ほか)

 

著者等紹介
ピケティ,トマ[ピケティ,トマ] [Piketty,Thomas]
1971年、クリシー(フランス)生まれ。パリ経済学校経済学教授。社会科学高等研究院(EHESS)経済学教授。EHESSおよびロンドン経済学校(LSE)で博士号を取得後、マサチューセッツ工科大学(MIT)で教鞭を執る。2000年からEHESS教授、2007年からパリ経済学校教授。多数の論文を発表。経済発展と所得分配の相互作用について、主要な歴史的、理論的研究を成し遂げる。世界不平等研究所および世界不平等データベースの共同ディレクター、「欧州の民主化のためのマニフェスト」の発起人も務める

山本知子[ヤマモトトモコ]
フランス語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学新聞研究所研究課程修了

佐藤明子[サトウアキコ]
翻訳家。東京大学理学部生物化学科卒業。理化学研究所勤務を経て、英語・フランス語翻訳に携わる。メディカル関係の実務翻訳をはじめ、書籍や雑誌翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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