内容説明
国家や資本主義、社会の規範や慣習、そして身近な人間関係にいたるまで、あらゆる「支配」への服従から脱し、水平的で相互的な社会を構想するために、「イズム」を超えて豊かな生き方と考え方を探る“希望と解放”の読書案内!
目次
序章 今、なぜ、アナキズムなのか
1 アナキズムへの招待―自由な生に誘う言葉たち
2 極私的アナキズム入門―もう一つの生き方を探る
3 アナキズムの夜明け―今に息づく思想の原点
4 アナキストの夢とその時代―戦前・戦中期の自由空間
5 戦後世界のアナキズム―その思想と運動の軌跡
6 変革への道―世界と自分を変える方法
7 暮らしの中のアナキズム―生活を変える小さな実践
終章 アナキズムの歴史と現在
著者等紹介
田中ひかる[タナカヒカル]
1965年生まれ。明治大学法学部教員、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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