白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

異界への旅 ―世界のシャーマニズムから臨死体験まで

 

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内容説明
シャーマン…エジプト・チベット死者の書』…中国の羽化登仙…ギリシアの巫医…イランの霊魂離脱…ユダヤ教黙示録…キリスト教神秘主義カバラグノーシス…四次元空間…めくるめく異世界探求史!

 

目次
第1章 四次元探求のための歴史家の旅支度
第2章 遊離霊魂は遊離霊魂を求める―シャーマニズムの輪郭
第3章 暗黒の財宝―メソポタミア宗教の永世希求
第4章 人形・劇場・神―古代エジプトの死後生
第5章 中国道教における鶴駕、霊魂飛翔、幽婚説話
第6章 心への旅―佛教と三界流転
第7章 熱狂から霊的幻視へ―古代イランの霊魂離脱
第8章 ギリシアの巫医
第9章 七つの神殿と神の戦車―メルカーバーからカバラまでのユダヤ神秘主義
第10章 惑星間旅行―プロティノスからフィチーノに至るプラトン的宇宙周航
第11章 天界帰昇の極致―ムハンマドからダンテへ

 

著者等紹介
クリアーノ,ヨアン・ペテル[クリアーノ,ヨアンペテル] [Couliano,Ioan Peter]
1950年ルーマニアのイアーシ生まれの宗教学者、哲学者、思想史家。ブカレスト大学在学中にペルージャに留学した際、イタリアに亡命、ミラノのカトリック聖心大学を卒業。その後パリ第4大学(パリ・ソルボンヌ大学)で博士号取得。1975年ヨーロッパを離れ、シカゴ大学客員教授、神学教授として長く務める。故国の先輩である著名な宗教学者ミルチャ・エリアーデに師事し、その協力者・後継者として期待される存在となった。グノーシス主義ルネサンス期の呪術を中心に、オカルト、エロス、精神、歴史の相互関係に関する独創的な著書・研究書を多数著わし、学術論文、書評、資料編纂も数多い。また、「ジャーナル・インコグニダ」の編集長を務めるなどのジャーナリスティックな活動や、魔術的な雰囲気の小説も発表するなど偉才ぶりを発揮したが、1991年シカゴ大学構内で暗殺される。ルーマニアの政治を批判したためといわれている

桂芳樹[カツラヨシキ]
1932年、東京生まれ。東京大学文学部独文科卒、同大学院人文科学研究科修士課程修了。名古屋大学助教授、筑波大学助教授、神田外国語大学客員教授を歴任。専攻はドイツ文学、ルネサンス思想史およびヨーロッパ文化史。2018年7月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

 

 

 

 

 

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