白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

大宅壮一文庫解体新書 ―雑誌図書館の全貌とその研究活用

 

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内容説明
未曽有の雑誌コレクションの実態に迫る!昭和を代表する評論家・ジャーナリストとして知られた大宅壮一(1900‐1970)。氏が収集した膨大な雑誌のコレクションを基礎として設立された大宅壮一文庫。2021年に開設から50年を迎える文庫の誕生と歴史、所蔵資料と活用法、さらには大宅自身の思考まで、すべてを網羅した解説書。

 

目次
第1章 (索引的思考―“無思想人”大宅壮一における知の技法)
第2章 (大宅壮一大宅壮一文庫
第3章 (雑誌の図書館 大宅壮一文庫―その所蔵資料と利用方法)
第4章 大宅壮一文庫の活用(1)横断的研究(雑誌アーカイブ大宅壮一文庫―その現在と未来;二一世紀における大宅文庫の可能性;受験・教育雑誌と文学―大宅壮一文庫所蔵誌をきっかけとして;出版社系週刊誌の登場―『週刊新潮』と文学との関わりを中心に)
第5章 大宅壮一文庫の活用(2)テーマ研究(「大宅壮一文庫雑誌記事索引」にみる性風俗の歴史―「トルコ風呂」の元祖、「東京温泉」を例に;寄せ場の表象―大衆雑誌にみる高度経済成長期の「山谷」;話芸を書き残す―漫才作者秋田実と雑誌;間テクスト的存在としての「スケバン」)

 

著者等紹介
阪本博志[サカモトヒロシ]
帝京大学文学部社会学科教授。専門は社会学・メディア史・出版文化論。主な著書に『『平凡』の時代―1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち』(昭和堂、2008年、第30回日本出版学会賞奨励賞・第18回橋本峰雄賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

 

 

 

 

 

 

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