出版社内容情報
昭和という時代の表現者として、モダニズムから満洲文学、戦後文学にわたって特異な足跡をのこした長谷川兄弟。空間の、思想の、官能の《越境》を繰り返した彼等は何を欲望したのか、私たちは何を見失ったのだろうか? 20世紀日本文芸の地層に新たな回路をきりひらく書き下ろし評論。
内容説明
昭和という時代の表現者として特異な足跡をのこした長谷川兄弟。空間の、思想の、官能の《越境》を繰り返した彼等は何を欲望したのか、私たちは何を見失ったのだろうか。二十世紀日本文芸の地層に新たな回路をきりひらく書き下ろし評論。
目次
第1章 世民・長谷川淑夫
第2章 長谷川海太郎
第3章 長谷川〓二郎
第4章 長谷川濬
第5章 長谷川四郎