白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

珍品堂主人(増補新版)

 

珍品堂主人 - 増補新版 (中公文庫)

珍品堂主人 - 増補新版 (中公文庫)

  • 作者:井伏 鱒二
  • 発売日: 2018/01/23
  • メディア: 文庫
 

www.kinokuniya.co.jp

出版社内容情報
風が吹かないのに風に吹かれているような後姿には、料亭〈途上園〉に夢を託した骨董屋・珍品堂主人の思い屈した風情が漂う――。善意と奸計が織りなす人間模様を鮮やかに描く。表題作に自作解説エッセイ、珍品堂との買出し紀行を綴った一文を併せた決定版。巻末エッセイ・白洲正子 【井伏鱒二生誕120年】

内容説明
風が吹かないのに風に吹かれているような後姿には、料亭“途上園”に夢を託した骨董屋・珍品堂主人の思い屈した風情が漂う―。善意と奸計が織りなす人間模様を鮮やかに描く。表題作に自作解説エッセイ、珍品堂との骨董買い出し紀行「能登半島」を併せた決定版。

 

目次
珍品
珍品堂主人
この本を読んで―『珍品堂主人』
珍品堂主人について
能登半島
巻末エッセイ 珍品堂主人 秦秀雄(白洲正子

 

著者等紹介
井伏鱒二[イブセマスジ]
本名・満寿二。1898年(明治31)、広島県に生まれる。早稲田大学、日本美術学校を中退。1929年(昭和4)「山椒魚」「屋根の上のサワン」で文壇に認められる。38年(昭和13)、「ジョン万次郎漂流記」により直木賞を受賞。「本日休診」(読売文学賞)「漂民宇三郎」(芸術院賞)「黒い雨」(野間文芸賞)などの小説の他、詩集や随筆・紀行も数多い。66年(昭和41)、文化勲章受章。93年(平成5)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

 

 

 

 

 

 

 

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