出版社内容情報
幕府の旗本で本草画家でもあった毛利梅園。
梅園は生涯を通じて多くの植物を描いた。
それは、彼にとってのライフワークのようなもの。
本書は、毛利梅園が描いた身近な花々を通して
江戸時代人が感じていた季節感をお伝えするもの。
江戸の四季を実感としてイメージしてもらえると幸いである。
目次
第1章 毛利梅園の花たち(『梅園草木花譜』と、そこに収録された草花;作者、毛利梅園とは? ほか)
第2章 春(梅園草木花譜 春之部;梅桃桜李 ほか)
第3章 夏その一(梅園草木花譜 夏之部その一;江戸の人々の生活に役立った植物 ほか)
第4章 夏その二(梅園草木花譜 夏之部その二;キク科 ほか)
第5章 秋(梅園草木花譜 秋之部;江戸の人々の生活に役立った植物 ほか)
第6章 冬(梅園草木花譜 冬之部;冬の花々)
著者等紹介
細川博昭[ホソカワヒロアキ]
作家。サイエンス・ライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、生き物文化誌学会ほか所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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