国際移住機関 世界移民統計アトラス:気象・地球環境・政治経済から人口問題まで
- 作者:ディーナ・イオネスコ,ダリア・マフナシェヴァ,フランソワ・ジュメーヌ
- 発売日: 2020/10/17
- メディア: 大型本
内容説明
国連機関IOM(国際移住機関)による移住・移民の実態と予測、気象問題、国際情勢などあらゆる環境との関連について膨大なデータをヴィジュアル化!
目次
移住の現状と環境移住(長い歴史;政治的な問題 ほか)
環境移住の要因(地球物理学上の災害;洪水、暴風雨、地滑り ほか)
課題と機会(従来の移住戦略の崩壊;循環型移住 ほか)
ガバナンスと政策対応(環境移住の費用;資金調達 ほか)
著者等紹介
イオネスコ,ディーナ[イオネスコ,ディーナ] [Ionesco,Dina]
IOM本部移住・環境・気候変動課長として、移民と環境および気候変動のつながりに関する政策と事業を統括し、気候変動に関連する交渉や「ナンセン・イニシアティブ」のような政策プロセスへのIOMの貢献をコーディネートしている。数冊の著作に加え、政策立案者のための能力開発指導を含むさまざまなプログラムの開発実績がある。非政府組織および学問領域で多彩な経験を積んだあと、経済協力開発機構(OECD)で地域開発に取り組み、その後にIOMに入る。パリ政治学院、サセックス大学、およびロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの学位をもつマフナシェヴァ,ダリア[マフナシェヴァ,ダリア] [Mokhnacheva,Daria]
IOM本部移住・環境・気候変動課分野別専門官。災害と環境変化が社会、移住、および開発にもたらす影響に注目し、関連する事業やプロジェクトの策定を支援している。ロシアで国連開発計画(UNDP)の環境関連プロジェクトの運営、およびパリの持続可能開発・国際関係研究所(IDDRI)にて「DEVAST―福島プロジェクト」に参加したあと、IOMに入る。数本の論文と研究報告、および書籍の移民、環境、および気候変動に関する章の著者または共著者としての実績がある。ケンブリッジ大学卒業後、パリ政治学院およびコロンビア大学にて修士号取得ジュメーヌ,フランソワ[ジュメーヌ,フランソワ] [Gemenne,Fran〓ois]
環境地政学および移住に関する課題の専門家。リエージュ大学(FNRS―ヒューゴ・オブザーバトリー)のシニア研究員、およびパリ政治学院「地球の政治学プログラム」のエグゼクティブディレクター。パリ政治学院、ブリュッセル自由大学など、いくつかの大学で環境および移住政策に関する講義も担当している。環境移住と非自発的な避難、気候変動の社会的側面、および適応策を主な研究テーマとする。これらを主題とする論文および著書多数佐藤やえ[サトウヤエ]
英語翻訳者。薬剤師。医学・医療情報の翻訳に長年携わるとともに、自然科学系の書籍の翻訳にも従事小金輝彦[コガネテルヒコ]
英語・仏語翻訳者。早稲田大学政治経済学部卒。ラトガース・ニュージャージー州立大学MBA(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
出版社内容情報
政治や気象環境、人口問題などさまざまな環境が原因で起こる移民の歴史と現状、そして展望を、国連機関が膨大なデータを読み解き、図示してわかりやすく紹介。世界の姿をとらえるための必備の知識として、手がかりとなる必携書。