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40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

<改革>の技術 鳥取県知事・片山善博の挑戦

 

“改革”の技術―鳥取県知事・片山善博の挑戦

“改革”の技術―鳥取県知事・片山善博の挑戦

  • 作者:田中 成之
  • 発売日: 2004/11/22
  • メディア: 単行本
 

メディア掲載レビューほか
〈改革〉の技術
 6年前の鳥取県知事選で初当選して以来、2期目を迎えた現在も「改革派知事」として精力的に活動する片山善博知事。それまでの常識を打ち破った手法で公共事業の見直しや情報公開を断行するなど、地方分権時代の旗手として注目されている。本書は毎日新聞社の記者である著者が、鳥取支局在籍時代に追い続けた片山県政についてまとめたもの。東京都石原慎太郎知事や長野県田中康夫知事の「天賦の個性による余人にはマネのしようがない政治手法」に比べ、片山知事の改革は極めて合理的な「技術」によるものだと指摘。つまりマネが容易であり、地方改革の実践的モデルになり得ると語る。
 まず、徹底した情報公開を自ら率先して実現していく。提案を有力議員に「根回し」する慣習を断ち、県議会や記者会見といった公の場での議論を最優先に据えた。そのうえで、前任者の残した大型ハコモノ事業など“負の遺産”の存在を広く県民に示す。同時にその相続をきっぱりと放棄するのが片山流改革である。財政再建に向けて無駄を削るだけでなく、2000年の鳥取県西部地震の被害者には、国の反発を押し切って全国初の住宅再建支援策を施した。ただ「東芝製品不買発言」など、知事の施策や発言の一部に生じ始めている綻びも指摘している。


(日経ビジネス 2005/01/17 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画

内容(「BOOK」データベースより)
徹底した情報公開、活性化する県議会、大型ハコモノ事業の中止と画期的な予算編成―「改革派知事」の一人として、目ざましい成果を挙げる片山善博鳥取県知事。彼はどのような政治手法を用いて、改革を実現していったのか。片山県政を間近でウォッチングしてきたジャーナリストがその秘密に迫る渾身のレポート。「改革のモデルケース」として、これからの地方政治のあり方についての示唆に富む一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
田中/成之
1972年、東京都生まれ。横浜市立南高校、早稲田大学法学部を卒業後、1996年に毎日新聞社入社。大津支局を経て、1999年6月から2003年4月末まで鳥取支局に配属され、県政などを担当。2003年5月から東京本社政治部に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

 

 

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