≪目次≫
【米原万里と詩の関係】
ネクラーソフ・最後の詩集 『終焉の歌』 を中心とする抒情詩群(1) / 米原万里
【毒舌の原点】
罵り言葉考 / 米原万里
【「私」 を形づくってきたもの】
私とロシア、そして文読む月日 / 米原万里×沼野充義
【回想の諸相】
米原万里が詩人だったころ / 井上ユリ
通訳から作家へ 米原万里展 / 田丸公美子
魔女と貞女の間 / 多田富雄
正直アーニャ / 池内紀
【写真構成】
マーリ・イターロヴナ・ヨネハラの写真帖
【私の大学】
思い出すこと 最初の訳詩から最後の電話まで / 沼野充義
観察者という主役 / 金沢美知子
【人々のなかで】
通訳もオトコどもも通過ポイントでしかなかった活字人間 / 徳永晴美
万里さんは励まし上手 / 秋山豊寛
牙を剥いたマトリョーシカ / 久保田智子
【マーリとミール(Mapи и Mиp)】
「坂」 が好きだったひと / 佐高信
米原万里さんの上からの介入 / 佐藤優
【創作を巡って】
小咄はバカ者のマラ自慢がいちばん / 平岡正明
シベリアのマリア / 山本皓一
言語はいかに世界の見え方を条件づけるか 通訳者米原万里の食文化論について / 太田峰夫
聞きとられた反語法 二枚舌とスターリン語のはざまで / 平松潤奈
【資料】
米原万里主要著作解題 / 解説=近藤大介
米原万里略年譜