内容説明
トンパ文字は、中国雲南省でナシ族の人々によって伝えられてきた文字である。色鮮やかで絵のようなトンパ文字は現在も生き続けている象形文字。トンパ文字の背景にある世界観や文化には、現代人が忘れかけている自然との一体感や純粋な心があふれている。本書によって、トンパ文字に表現されているユーモアや智恵をお伝えする。
目次
1章 トンパ文字成り立ち物語(トンパ創世記物語;トンパ文字とは?;トンパ文字の成り立ち)
2章 トンパの智恵(幸福について;努力について;自然について)
3章 トンパ神話集(天女が川を作った物語;神が光を分けた物語;混沌から始まる物語1・2・3)
著者等紹介
王超鷹[オウチョウヨウ]
1958年中国上海生まれ。1987年来日、武蔵野美術大学大学院修士課程修了(造形学専攻)。現在、PAOSNET首席代表
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