白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

六古窯を訪ねる 瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前  別冊太陽 日本のこころ

 

六古窯を訪ねる:瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前 (別冊太陽 日本のこころ)

六古窯を訪ねる:瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前 (別冊太陽 日本のこころ)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2019/10/28
  • メディア: ムック
 

内容紹介

 

中世から続く六古窯は、日本人が何に美を感じ、生活に取り入れていったかを知るよすが。
六古窯とは、まさに「日本の心のふるさと」そのものなのだ。
中世に作られた六古窯の名品を選りすぐって掲載。多数の撮り下ろし写真とともに、
見どころや、やきものの郷の街並み、窯跡の風景、文士と名品の関係、
六古窯をめぐる美についてのエッセイなど、六古窯の魅力を余さず伝える。

《六古窯とは》
これまでに、全国各地で発見された中世古窯の数は87カ所といわれる。
広域を商圏とした大窯業地から、在地の需要に応じた小規模なものまで、
様々な窯業形態が知られているが、
その中でも、現在まで千年にもわたり絶えることなく継続している、
瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前の6つの窯業地を「六古窯」と呼ぶ。
その名称は、昭和30年代に陶磁学者・小山冨士夫氏によって提唱された。

《目次》
六古窯──日本人が求める心の故郷 森 孝一
瀬戸 Seto Ware
常滑 Tokoname Ware
越前 Echizen Ware
信楽 Shigaraki Ware
丹波 Tanba Ware
備前 Bizen Ware

・各古窯の名品を15~20点掲載
・古窯を知るためのQ&A
・古窯の風土を訪ねて
・やきものと名文
・見どころ

〔エッセイ〕
師・土門拳の「古窯遍歴」 藤森 武
茶陶と初心──六古窯を想う 木村宗慎

〔コラム〕
六古窯の礎を築いた先人たち
六古窯と出会える美術館
六古窯発展の流れ

 

著者について

美術評論家・日本陶磁協会常任理事

 

 

 

 

 

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