白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

北斎絵手本集成 壱

 

北斎絵手本集成 壱 (第1巻)

北斎絵手本集成 壱 (第1巻)

 

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内容説明
葛飾北斎の画業の中でも絵手本類の存在は大きい。人物・風俗・風景から動物・草木・虫魚に至るまで多様な描画を集大成。絵画・工芸・イラストレーションなど芸術全般への想像力の源泉ともなり、斬新な発想の宝庫となる。収録作品の底本には選りすぐりの版本を用い、高精細なスキャナーにより、彩色摺本(カラー版)・墨摺本ともに繊細でシャープな描線を再現した。本集成は今後の北斎研究にとって、必要不可欠な基本資料となるだろう。各絵手本中の本文解読「読み下し文」収録。書誌・書影を掲載。

 

目次
北斎画式
良美灑筆
伝心開手北斎画鏡
諸職絵本新鄙形

 

著者等紹介
永田生慈[ナガタセイジ]
1951年(昭和26年)、島根県津和野町に生まれた。美術史家、美術評論家。立正大学文学部史学科卒業。その後、浮世絵を専門とする太田記念美術館の設立に携わり、同館副館長兼学芸部長。2008年退任。小学生の頃より北斎に親しみ、大学在学中には年二回の北斎専門誌を創刊。1990年には出身地の津和野に葛飾北斎美術館を開設し館長を務めた(2015年閉館)。国内外で多くの北斎展を企画・監修。2016年にはフランスの芸術文化勲章オフィシエを受賞した。『葛飾北斎の本懐』(角川選書 2017年刊)など編・著書多数。2018年(平成30年)2月歿(享年66歳)。2018年4月、所蔵する北斎と弟子の全作品(コレクション約1000点)は、松江市の島根県立美術館に寄贈された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報
北斎の絵手本類より選りすぐりの版本を超高精細スキャナーで再現。今後の北斎研究にとって必要不可欠な資料となる。書誌・書影も掲載葛飾北斎の画業の中でも絵手本類の存在は大きい。
人物・風俗・風景から動物・草木・虫魚に至るまで多様な描画を集大成。
絵画・工芸・イラストレーションなど芸術全般への想像力の源泉ともなり、斬新な発想の宝庫となる。
収録作品の底本には大変貴重な選りすぐりの木版本を用い、高精細なスキャナーにより、彩色摺本(カラーの木版本)・墨摺本(モノクロの木版本)ともに繊細でシャープな描線を再現した。
本集成は今後の北斎研究にとって必要不可欠な基本資料となること間違いなし!
各絵手本中の本文解読「読み下し文」収録。
書誌・書影を掲載。

☆全6巻(別巻1)刊行予定☆
◎第2巻(2019年1月頃発売予定)
北斎写真画譜
北斎写真画譜(ほくさいしゃしんがふ)
己痴羣夢多字画尽(おのがばかむらむだじえづくし)(前編・後編)
略画早指南(りゃくがはやおしえ)(前編・後編)

◎第3巻(以降順次発売予定)
三体画譜(さんていがふ)
画本早引(えほんはやびき)(前編・後編)
名頭武者部類(ながしらむしゃぶるい)

◎第4巻
絵本和漢誉(えほんわかんのほまれ)/忠義水滸伝画本(ちゅうぎすいこでんえほん)
和漢絵本魁(わかんえほんさきがけ)/絵本武蔵鐙(えほんむさしあぶみ)

◎第5巻
北斎漫画(ほくさいまんが)草筆之部(そうひつのぶ)
画本彩色通(えほんさいしきつう)(初編・二編)

◎第6巻
伝神開手(でんしんかいしゅ) 一筆画譜(いっぴつがふ)
新形小紋帳(しんがたこもんちょう)
今様櫛きん雛形(いまようせつきんひながた)(上・中・下)

◎別巻
富嶽百景(ふがくひゃっけい)(初編・二編・三編)

凡例
北斎画式
良美灑筆
伝心開手 北斎画鏡
諸職絵本 新鄙形
北斎絵手本集成 壱 解説
『北斎絵手本集成』刊行に思うこと
北斎ブームの中の出版
北斎理解のための視点
『北斎絵手本集成』への構想
本巻で紹介する絵手本の、おもな特徴について
底本の書誌と作品の内容

永田生慈[ナガタセイジ]
著・文・その他/監修

 

 

 

 

 

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