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革命を目指していた武装組織・赤色連盟は警察の捜査に追い込まれ、最後に残った5人は1972年2月19日、あさま山荘に押し入り、管理人を人質にとって立てこもった――。昭和の日本を震撼させ、攻防戦の模様を中継したNHKと民放を合わせた最高視聴率は89.7%を記録したという『あさま山荘事件』。連合赤軍が起こしたこの事件をモチーフに、山本直樹が緻密に描き切ったドキュメント。『レッド』シリーズ完結の一冊!
┣・間空きすぎ!前巻は2017年4月頃で、相変わらず遅筆な作品なので気長に待っていると、今年2018年8月にこの最終巻が発売されていたことを11月になって知りました。(^_^;) で、売り切れていて買えず、中古でもいいやとネットオークションを見れば「3千円」近くの高値で売られていたりして(゜ロ゜)、もう発行されないのかと思わずこの値段で購入するところでした。正直それほどの高値で買う価値はないかと・・・
┗・最初はとても興味津々で買い漁っていたわけですが、史実をできるだけ忠実に描いていたとしてもマンネリ感は否めず、実映像や書籍などで様々な見解を散々見知っている者からすれば、あっけない幕引きでしたね。もう少しツッコんだ内容を期待していただけに残念です。先日【デイ・キャッチ】の書評で取り上げられてもおりましたけど、ただ【日本赤軍】というだけで作品自体についての論評はとても陳腐なものでした。(苦笑) とにかくせめて定価で購入できただけでも良かったです。(^_^;)