もっと知りたいミュシャ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
- 作者: 千足伸行
- 出版社/メーカー: 東京美術
- 発売日: 2007/09/10
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
出版社からのコメント
「ミュシャ展」
国立新美術館
2017年3月8日(水)~6月5日(月)内容(「BOOK」データベースより)
女優サラ・ベルナールとの衝撃的な出会い、友人ゴーギャンとの関係、ベル・エポック、アール・ヌーヴォー、そして…。祖国とすべてのスラヴ民族の喜びと悲しみに思いをこめて後半生のすべてをかけて描いた大作『スラヴ叙事詩』全20点を紹介。150点以上のカラー図版で、画家の生涯をたどる。
■アール・ヌーヴォーの代表的な画家として、また優美な女性像で人気のミュシャ。貧しい下積み時代、パリでの劇的・伝説的な成功、50歳で祖国に帰ってからの活動など、信念を貫き通して制作を続けた一人の画家の真摯な姿をたんねんに追っていく。
■特に、後半生のすべてを捧げた20枚の大画面からなる《スラヴ叙事詩》は、民族の団結、統一、自立を切望する画家の積年の思いから生まれた畢生の大作であり、本書では日本で初めて全点をオールカラーで紹介する。華やかなパリ時代のミュシャとは違う、祖国愛に満ちた“もう一人のミュシャ”の姿を知ることができる。
■より大判で作品を楽しみたい方には、小社の『ミュシャ作品集』『ミュシャ装飾デザイン集』もお薦めです。
目 次
はじめに-もう一人のミュシャ
真実のミュシャ
第1章 誕生からパリ・デビューまで 0歳(1860)-37歳(1897)
○ジスモンダ
○四季
○椿姫
伝説の女優サラ・ベルナール
○ルフェーブル・ユティル・ビスケット
○黄道12宮
ベル・エポック
○サロン・デ・サンでのミュシャ展のポスター
ミュシャと象徴主義、オカルティズム
ミュシャと芸術家たち
○ペルフェクタ自転車
○ムーズ・ビール
○ジョブ
ポスターの黄金時代
○モナコ-モンテカルロ
○カカオ・シャール
ミュシャと写真
○ビザンティン風頭部
第2章 世紀末の光と影 38歳(1898)-49歳(1909)
1900年のパリ万博
○メデア
○花4部作
アール・ヌーヴォー
○ハムレット
○桜草と羽根
巷の芸術、民衆の芸術
○主の祈り
デザイナー・ミュシャ
○自然
○装飾資料集
ミュシャとアメリカ
ミュシャと女性
第3章 故郷に帰る 50歳(1910)-79歳(1939)
プラハのアール・ヌーヴォー
ミュシャの祖国愛
○ヒヤシンス姫
油彩画家としてのミュシャ
叙事詩の制作秘話
○スラヴ叙事詩
┣■昨年2017年に催された【国立新美術館】の展覧会を知ったのは終わった直後でした。(^_^;) もの凄く惜しいことをしました。ここは以前の帰り道・ウォーキングコースだったんですよね。裏の道を通って青山墓地を抜けて表参道へと-『スラヴ叙事詩』は是非とも観たかったです。あーぁ。。。