白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

バーナード・リーチの生涯と芸術 「東と西の結婚」のヴィジョン 人と文化の探究

 

 

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「東と西の結婚」という言葉で知られる陶芸家、バーナード・リーチ。「現代性」と「伝統」、「東洋」と「西洋」をそれぞれ橋渡しするという理想のもと、いかなる活動を展開し、独自の作品世界を作り上げたかについて明らかにする総合的研究。第28回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)、第27回(2006年度)ジャポニスム学会賞、第11回日本比較文学会賞 受賞

 

はじめに 
 一 「東と西の結婚」の形成

1 十九世紀と二十世紀の狭間
   生い立ちから訪日まで 一八八七~一九〇九年
2 日本滞在 日本 一九〇九~一九一四年
3 東洋と西洋 中国 一九一四~一九一六年
4 陶芸家リーチ誕生 日本 一九一六~一九二〇年
5「東と西の結婚」のヴィジョン その形成と内実


 二 「東と西の結婚」の実践一
   セント・アイヴスのバーナード・リーチ
6 リーチ・ポタリーの設立 一九二〇~一九三六年
7 リーチ・ポタリーの展開 一九三七~一九五六年
8 リーチ・ポタリーの発展 一九五六年以降
9 制作における「自力」と「他力」


 三 「東と西の結婚」の実践二 リーチ作品論
10 リーチ作品の論じ方 作品論総論
11 リーチ作品の分析の試み 作品論各論

 

終 「東と西の結婚」の今日的意義
註/おわりに/口絵・挿図一覧/参考文献/
人名・事項索引

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