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40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール

 

ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール

ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール

  • 作者: サイモン・コンスタブル,ロバート・E・ライト,上野泰也,高橋璃子
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2012/02/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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内容紹介

【4万部突破! 】

世界No.1経済紙「ウォールストリート・ジャーナル」の記者と経済学者が、本当に役立つ50の経済指標を厳選! 
経済の動向を示すデータの動きが読み解けるスキルが身につき、経済の変化をいち早く察知できるようになるので、景気の変動に左右されることなく大切な資産を守り、着実に増やすことができる。
基本的な経済指標を押さえつつ、知る人ぞ知る指標も多数紹介。 

出版社からのコメント

「監訳者まえがき」より抜粋
経済の先行きが不透明さを増している中で、自分はどのように生きていけばよいのか。国の経済政策は、どのようなものが望ましいのか。個人の資産運用あるいは資産防衛はどうあるべきか。さまざまな問題意識を抱いている人は少なくないでしょう。
世界各国の経済は、モノとマネーの双方を通じて、複雑に絡み合うようになりました。このため、ギリシャなど欧州で財政の危機が深刻化すると、日本でも景気悪化や株価下落が生じます。タイで大洪水が発生すると、日本でデジタルカメラが品不足になるといった事態になるのです。できるだけ効率的に、関連知識を吸収することが大切になってくるのです。
世界一の経済規模を誇り、世界経済のハブ(中心軸)になっているのは、何といっても米国です。日本の経済は、米国の経済の好悪によって、多大な影響を受けています。日本の株価は、米国の株価に連動して上下に動くケースがほとんどです。そこで、米国の経済がどのように動いているのかが、「この指標さえチェックしていればわかる」という本はないのだろうか、という話になります。本書『ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール』は、まさにそうした本だといえるでしょう。
私は、マーケットの視点から経済を分析し予測していくエコノミストとして、すでに22年以上働いています。そうした私の知識や経験から見ても、サイモン・コンスタブル、ロバート・E・ライト両氏が著した本書の記述には、うなずかされる部分が数多くありました。たとえば、「はじめに」の中にある次のような記述は、私がいくつもの著書で主張してきたことと、ぴたりと重なりあっています。
「経済指標は、経済の変化をいち早く察知するための道具です」
「ここで取り上げた経済指標が、すべてではありません。経済のヒントは日常のさまざまなところに転がっています。自分の目でそれを探してみてください」
「他人の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分自身で判断できるようになりましょう」
この本の原書を読んで、私がまず感じたのは、「どこからでも読める読み物になっているな」ということでした。米国の経済指標を紹介する本は日本でも多数出版されていますが、それらの多くは「事典」の性格が濃いものです。無味乾燥な記述の羅列で、読んで楽しいものだとは、けっしていえません。ところが本書の場合は、各節があたかもコラムのように書かれており、まさに「読んで楽しい内容」になっています。しかも、「どこから読んでもよい」のです。
対象にしている読者層が広いということも、本書の特色でしょう。 外貨や株式などで投資をしている人や、ビジネスマンにくわえて、シニア層、主婦、学生など、さまざまな人が読んで楽しめる、あるいは有益な知識を得ることができる内容になっています。

内容(「BOOK」データベースより)

複雑な景気動向をシンプルに読み解く世界No.1経済紙の50の視点。

著者について

サイモン・コンスタブル (著)
SIMON CONSTABLE
ニュースキャスター、コラムニスト。
ウォールストリート・ジャーナルのインターネットライブ番組「The News Hub」の司会を務めるほか、FOXやBBCなどのテレビ番組に多数出演。ウォールストリート・ジャーナル紙をはじめ、ニューヨーク・ポストなどさまざまなメディアに寄稿している。
バージニア大学ダーデン経営大学院にてMBA取得。米国有数の一流企業で経営アドバイザーを務めた経験も持つ。

ロバート・E・ライト (著)
ROBERT E. WRIGHT
オーガスタナ・カレッジにてNef名誉研究員およびトーマス・ウィリング研究所所長を務める。
経済学のエキスパートとして14冊の著書があり、バロンズ誌やロサンゼルス・タイムズなど多くの新聞・雑誌に寄稿している。NPRやFOX、BBCなどテレビ出演も多数。アメリカ金融博物館が発行するFinancial History誌の編集委員も務める。

上野泰也 (監訳)
みずほ証券チーフマーケットエコノミスト
1963年青森県生まれ、育ちは東京都国立市。85年上智大学文学部史学科卒業。法学部法律学科に学士入学後、国家公務員I種試験に行政職トップで合格し、86年会計検査院入庁。88年富士銀行(現みずほ銀行)入行。為替ディーラーを経て為替、資金、債券の各セクションでマーケットエコノミストを歴任。2000年みずほ証券設立にともない現職に就任。
質・量・スピードを兼ね備えた機関投資家向けのレポート発信、的確な経済・市場予測で高い評価を得ており、『日経公社債情報』エコノミストランキングでは02年から6年連続で第1位を獲得。2011年『日経ヴェリタスエコノミストランキングで第1位となった。 著書に『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい経済の本』(かんき出版)、『日本経済「常識」の非常識』(PHP研究所)、『国家破局カウントダウン 日本を救う三つの処方箋』(朝日新聞出版)など。

高橋璃子 (訳)
翻訳家。京都大学卒業。
訳書に『エレファントム』(福岡伸一と共訳、木楽舎)、『アイデアが生まれる時』『ダイヤモンドを探せ』(ディスカヴァー21)、『Yの真実』(福岡伸一と共訳、化学同人)などがある。

┣■今から4年ほど前、暇を持て余していたことから「Amazonレビュー」で評価の高い本をやたらと図書館から借りまくっておりました。(^^ゞ 徒歩1分の近距離に「タダで本を借りられる」ことに四十になってから気付いた次第です。(苦笑)

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