白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

心と体を蝕む「ネット依存」から子どもたちをどう守るのか

 

オンラインゲームやSNSにはまって学校生活が破綻する子どもたちが大きな社会問題になっています。
なぜネット依存になってしまうのか、またネット依存は脳の発達にどのような悪影響を及ぼすのか、
ネット依存はどうやったら治るのか、などをイラストを交えてわかりやすく解説したオールカラーの入門書。
甘くみたら怖いネット依存とどう向き合うかについて、依存症治療の第一人者である樋口進先生がその処方箋を
やさしく解説します。

┣■既に小学生、あるいは幼稚園児まで持たされているという『スマホ』ですが、その過剰なまでの使用が身体を大きく蝕む危険性を秘めていることを、医学的にリアルな画像を用いて解説しています。小学校低学年には厳しいですが、高学年より上の者には必ず一読させた上で、以後、心身に支障をきたしたとしても「自己責任」であると訴えかけるべきでしょう。

┣■私は元SEであり、高校生からファミコンなどモニター画面を見続けて参りましたが、目は「乱視」に始まり、ついに許容オーバーから「立ち眩み」そして不定期に襲われる「眼精疲労」に見舞われました。今もパソコンやタブレットでこうしてモニター画面を見続ける生活を続けておりますが、この依存症を強く後悔しています。。。

┗■ゲーム会社や携帯事業者など、社会全体で訴えかけないとコレは改善されない問題かと私は考えます。自動車でエアバックやチャイルドシートが一気に普及したように、ハード面で強く規制しないといけないと思うのですが・・・ 。

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