初めて解剖学を学ぶ医学生を対象に、人体の構造を全体として把握し、器官の形や組み立てとその機能とを一体として理解するための学習書。今日の学問の発展に合わなくなった記述を改めた93年刊に次ぐ改訂第42版。
┣■先日【メルカリ】にて『あげびのかご』などと共に購入した古書になります。先に立派な『馬の解剖書』を持っていたので、人も対比で持っておこうかなと思いまして。(^^ゞ
┣■当時の真面目な医学生が学んだらしく少し線引きがされてありますけど、それがかえって良い味を出してます。私個人的にはもっと書き込んでくれていた方が面白かったのですが、ライン引きの程度が分かっている・賢い医学生さんだったのでしょうね、きっと。(苦笑)
┗■死んで燃やされる前に、自分の肉体解剖を想像・把握しておくことをお薦めします。また部位は失ってから分かるんですよね、すんごく大切なものだったってことが・・・ 。健常者はとくに解剖書関連に目を通されることを切に願う次第であります。ただ「解剖したくなる」のではまた少し困りますが・・・