┣■「ビジネス数学」なので、まずは「数学」に抵抗がある方にはお薦めできません。ビジネスマンであるならば「数字」には強くなければいけないわけですが、「感ピューター」なるものも確かにそれだけで乗り切れちゃったりしますからね。(笑) 一概に「ビジネス数学」を絶対視すべきではないことは言えるかと。
┣■前半はついて行けたのですが、後半正直だらけました。各章毎に問題があって、巻末にその解答/解説がなされているのですが、ウーンといった程度で読み終えてしまいました。元ソフトウエアエンジニアですが、結構「感ピューター」だったのかなーと再確認できた次第です。(^^ゞ
┣■こうした「分析・謎解き」は大事なことですが、まずは分析するためのデータをきちんと用意しなければなりません。データ量が少なすぎれば粗い結果しか得られませんし、逆に多すぎると平均化・データの維持管理が大変となってしまう。このバランスが実は最大の課題だと思うんですよね-。
┗■私も【競馬】のデータを競走馬から血統/騎手/調教師/競馬場の各コースなど範囲を広げて補足し続けましたが、そりゃ大仕事でした。ついにはふとしたキッカケから、それらを放棄することになったのですが、本当に大変です、一人でヤルのは。(^^ゞ まずは分析する専門チームをしっかりと設けてから、これらの分析作業を行うべきだと思います。(笑)