- 作者: ロレッタナポリオーニ,池上彰,Loretta Napoleoni,村井章子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/12/28
- メディア: 単行本
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┣■帯に掲載されている推奨者である池上彰氏は既に自身の番組の中で(主に【テレビ東京】)この『誘拐ビジネス』について何度となく解説をして下さってますが、これって今に始まったことではなく、昔~からどこの国でも行われていた「人買い」そのものです。
┣■日本でも戦国時代などの戦乱期に、領地争いに敗れた側の領民が人買い商人によって連れ去られ、(裏市場?で)売買されていたのは事実のようですし、とかく【ISIS】イスラム国・イスラム圏の住む人間だけが「人でなし」であるとは言えないと私は考えます。
┣■日本の場合は既に占拠・制圧しているだけで(アイヌや琉球の民、また東日本本州域も該当するはず)、ある意味先に行っているのであって、俯瞰した報道の見方をすれば、結構この日本って国は批判されているのではないかなーと。長期政権を築いた「安倍晋三首相はいい人だ」なんて声など世界の人々から一切聞かれないでしょ? 支援金を求めに訪日してくる諸外国のお偉いさんくらいで。(苦笑)
┣■『海賊』で言えば、日本にも有名な『倭寇』が存在したし・そのスポンサーとして商人・大名などがいたわけです。時代劇などでも若い娘が拐かされて、危うく船で連れ去られようとするところを正義の味方が助け出す、そんなシーンは実際にあったからこそ、こうした場面が取り上げられるんでしょうしね。昭和の時代だって・・・
┗■一足お先にそういったことを経験し、生活が豊かになって改善してきたとするならば、先達者として今現在苦しんでいる国に対して支援・アドバイスをするべきです。小判をいくらばらまいたところで人心は掴めません。友好・融和・友愛とは本来そのようなことでしょう? 口先八寸みたいな政治家ばかり。悲しい国だよね、今のニッポンは!