白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

脱・限界集落はスイスに学べ 住民生活を支えるインフラと自治

 

┣■サクサクと読める本です。内容・データが充実しているのでスカスカとは言いません。長文派としては少し物足りなさを感じたけれど。(苦笑) 山村イメージの強い「スイス・モデル」を分かりやすく紹介されており、最後に「日本の限界集落」に焦点を当てて問題提起・再生を提言しています。

┣■多くの国が【スイス】スタイルに憧れていると想われますが、とくに【日本】などは今後の参考になる点が多いと私も感じています。「社会保障の充実」を目指せば「高物価」を招くでしょうし、「国防・防災」の観点からも同国は真似してもいいように想いますね。「徴兵制」が課されますけど。戦中とは別の意味で「富国強兵」していくべきなんですよね。

┗■人口比が800万の小国と1億2千万人の大国とでは、政策実行にも大きな違いが起こり得るわけですけど、それを理由にグダグダ・ダラダラと躊躇していても悪化していくだけですので、そろそろ踏ん切りを付けなければなりません。そういう意味でも本書のような自治体関連は多く議論されていくべきです。今の「小池都政」はちょっと意味合いが違うような気もしますが。(苦笑)

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