白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2017年 1/3・10 合併号 ISSUES 2017 地殻変動を起こし始めた世界を読む

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Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2017年 1/3・10 合併号 [ISSUES 2017]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2017年 1/3・10 合併号 [ISSUES 2017]

 

┣■巻頭を飾ったのは『独・クリスマス市テロの惨状』想像を超えるトレーラーが屋台小屋に突っ込んでいます。もう無茶苦茶です。こうして歴史を振り返ってみると「ヒトに自由は与えてはいけない」ものなのかもしれませんね。と、多くの者が考えるようになった時に極右勢力・宗教が活発化します。日本でも【アレフ】がこれ見よがしに「地殻変動が起こりつつある」などと信者を煽っているようです。煽る者も悪いが、簡単に誘いに乗せられる者も愚かすぎます。ああぁ、面倒くさい世の中になりそうです。(苦)

┣■年が明けてユーラシア大陸全体が猛烈な寒波に襲われておりますが、中国にとっては「これ幸い」なんだとか。記事ではこの冬も『PM2.5』に視界が覆われるとありますが、大寒波による雨風が吹き飛ばし、日本にも劣らない晴天が拝めるんだとか。(笑) その飛散したものがこちらへ流れてきているんですけどね。雪に交じっている可能性大です! 今後は『雪の氷がき』など食にしない方が賢明かもしれませんね・・・ 

www3.nhk.or.jp

┣■ここ暫く続いていた資源価格の下落で大きな恩恵を受けていたという【インド】。先日盛大なクリスマスパーティーなどの映像が放映されていましたが、モディ首相・市場改革が進んだのは間違いようです。ただその弊害も生まれているようで・・・ 再び資源価格が上昇してきた中、この荒波をインド国民は乗り切れるでしょうか ?? 

┣■特集『2017年の世界を読み解く』では「先進国と新興国の対比」から。そして「トランプ人事」による激震が「アジアを揺さぶる」、ドイツ・コロンビア・ロシア・シリアと渡り、「相場市場」、「地球温暖化問題」で締めくくります。次掲載で再びロシア・プーチンが登場。大国【米露】が主役であることに変わりはなさそうです。ざっくりと振り返った・予習みたいな内容でした。

┣■『秘密教団ギュレン運動が日本浸透』という少し気になる記事が。「日本の政治家は脇が甘い」と締めくくられています。思えばいつの間にか“多国籍国家”を様相を首都東京では見受けられます。歩けば外国人と頻繁にスレ違う有り様です。日本国民だけかと思ったら、こんなにも異国情緒な方々がいた。震災時での新たな課題でもありますね、コレは。

┣■『水素で走る列車』!オォ、先日私がふと感想に述べた話がドイツのローカル線で今年2017年登場するようです。素晴しい!やっぱり実現可能なんですね! 水素ステーションと駅を連携させれば、水素燃料の普及に繋がると思うんですけどね。【岩谷産業】さん、ローカル線から始めてみては如何ですか?(笑)

┗■巻末レビューは『真珠湾攻撃から75年 歴史に線引きする難しさ』。昨年日米の首脳が揃って戦没者慰霊碑に黙祷を捧げたわけですが、ウーン、これってお互いの親睦度合いによりますからね。過去は振り返らないと驚くほどアッサリと片付けてしまう者もおれば、いつまでも祟る輩も残念ながらいるわけで、100年単位ではまだ短いのかもしれません。2千年前のことも覚えているような世界観ですから。

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