白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊東洋経済 2017年2/4号 東芝解体 沈没する19万人企業/揺れる米国の威信 脚本なきトランプ劇場

 ※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。

週刊東洋経済 2017年2/4号 [雑誌]

週刊東洋経済 2017年2/4号 [雑誌]

 

┣■眼精疲労のためモニター画面を見続けていられず、紙媒体へと自然に目が向きました。マジぃなぁ、これじゃホントに。『ブログ活動』失敗したかもしれません。(^^ゞ

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┣■巻頭『経済を見る眼』での「不確実性の経済学」(太田聡一 教授)は、まさに今の実態を捉えていると思う。ただ「長期を見据えた」という枕詞は実際多く用いられており、ただそれは便利な「先延ばし政策・運営」にしか思えないってこと。『米国・トランプ発言』に右往左往する前に『原発社会保障問題』をまずはキッチリ片付けろ!と私は言いたいね。とりあえず「責任者の顔と名前を一般公開する」ことから始めてみたら、案外進展するんじゃないかと思うんだけど。(苦笑)

┣■ポケモン社長さんのインタビューが掲載されていますが、見た目からして「老い」しか感じられませんね。新機種『スイッチ』はサードパーティーの参入障壁が今まで以上に感じられるようなので、「買い控え」の兆候が出ているこの時期ではもう恐らくダメっしょ。(苦笑)

┣■コラム『少数異見』の「台湾事情」はなかなか興味深い話でした。隣国の実情をきちんと把握しておくことはとても大事なことだと改めて痛感しました。今の日本は実は「情報鎖国」政策を執行しているのだということに気付かないといけません。*大げさ*?

┣■特集『東芝解体』はよく取材されており、編集っぷりもバッチリでしたね。編集記からもその自信の程が伺えます。記事にある「解体シナリオ」の3本はどれも悲観的で現実味に溢れており・・・ *合掌* 「背伸び」し過ぎたことと、安易に「国策=安泰」だと乗っかっちゃった “甘さ” を確かに感じます。19万人も抱える大企業ではありますが、優勝劣敗を貫かないと不正行為は無くなりませんのでね。可哀想ですが、いち早く解体作業を進めるべきだと私個人的には考えます。『社長職』は大統領選みたいに「総社員による投票制」がいいのかもしれません。(笑)

┣■星浩氏のコラムで先日TVでも放映された『シリア・アサド大統領』の話が語られています。が、予想範囲内に収まっているというか、特ダネ色が感じられません。本当に “ただ無難な” だけの男のようです。(苦笑) *切り込めない隊長*(記者)

┣■『脚本なきトランプ劇場』は『オー!マイキー』を彷彿させる写真が掲載されていました。トランプ自身が爺過ぎますけどね。(笑) 「まとめサイト」っぽい記事だったでしょうか?

OH!Mikey オー!マイキー

┣■深層リポート『日産の異変』はなかなかの力作!「実利の無い販売体制」。無理繰りした販売奨励金で台数は捌いたものの、米国では中古車が溢れかえっているようです。*ブランド力*低迷の典型例ですね。「速さ」はあっても「フォロー(整備サービス)」「頑丈さ」面ではあまり高評価を耳にしないメーカーですしね。ここも背伸びし過ぎた感がするし、ゴーンも案外ヤバイ物を抱えているような気がしてきました。(苦笑)

┗■もう1本『カネ貸し事情』もなかなか面白かったですね。先日「過払い金返還請求」に躍起な弁護士事務所内がTVで放映されていましたけれども「広告・CM等にはとりあえず気を付けろ!」といったところでしょうか。(笑) オチは結局「借りる奴も悪い(問題がある)」と半々にしちゃってるんですけどね。いかにも日本らしいよなぁ。

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