白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

イラストでみる犬の応急手当

 

イラストでみる犬の応急手当 (KS農学専門書)

イラストでみる犬の応急手当 (KS農学専門書)

 

┣■大型本でかなり嵩張るんですけど、犬猫を飼育するにはそれなりに大変なことであることを認識させる意味でのことかもしれませんね。小さな傷口でもしっかりと示すことを目指したためなのか、イラストと言えどもかなりシッカリとしたものです。いや、逆にイラストであるが上に非常に判りやすいですね。昨今の犬猫ブームによりTVで見ない週はないくらいになりました。「ペットの命」その尊さ・見守ることの厳しさをシッカリと読み手には学んで欲しい。そんな気にさせる良書だと思います。ペット飼育する際には必読書にしても良いくらいだと私は思いました。ハイ。

┣■第一印象でほぼ語ってしまった感がありますが(苦笑)、目次にあるように広範囲に網羅されています。そしてフローチャート形式で判断できるようにも導いてくれています。でもその行き着く先にあるのは【動物病院】なんですよね。。。

┣■ネコ編の応急手当はまだ出版されていないようですね。ネコ科はあまり病気・怪我をしないということ? あまり言うことを聞かない動物なので、手当の仕様がないのかもしれませんが・・・ 

┗■我々人間同様に、ペットの世界でも「医療環境の充実」が一番求められるようです。よくよく見ればこれらの事象は人間でも起こり得るものばかり。私は独身単身世帯ですが、これらの『応急処置』は自分にも使えるなと思いました。(^^ゞ 災害時用にも使える実用書だと思います。『家庭の医学書』よりもいいかもしれませんよ。(笑)

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