白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

逃げろツチノコ

 

逃げろツチノコ

逃げろツチノコ

 

┣■再出版された本のようですね。どおりで味わいのある文章だこと。(笑)

完本・逃げろツチノコ (山本素石の本)

完本・逃げろツチノコ (山本素石の本)

 

┣■『ツチノコ ブーム』を体感しているのは、ギリギリ私ら四十代までかもしれませんね。その後は『口割け女』やら『人面魚』、『トイレの花子さん』と妖怪系へと流れ去ってしまいました。【日本】のリアルな現場のUMAとしては最期の存在だったのかもしれません。。。

┗■本書は「話し・語り言葉」集なので難しいものはなく、非常にスラスラと読み進められます。また挿し絵がいいんです。版画が所々で披露されているんですよ。“ツチノコへの熱い想い” がまさに彫り込まれた本だと言えます。これも長旅の合間に読むと非常に面白いと思いますね。(笑)

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