白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

ハーバード・ビジネス・レビュー 2016年10月号 プラットホームの覇者は誰か

 ※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。

┣■現在が生み出した【消費者サービス】は『プラットホーム』なる販売網を手に入れた者勝ちだと言われております。日本で成功したのは【楽天】くらいでしょうか。それも今や風前の灯火と化してしまっているようですけど・・・ 球団大丈夫かなぁ。来年の年俸査定は相当厳しいことが予想されるけど。(苦笑)

→ 突如【楽天】さん、あのサッカーの名門チーム【バルセロナ】のメインスポンサー契約・60億円*(4年間+1年オプション)契約を結びました! やけっぱち?(爆)

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┣■巻頭記事は「伝統の技・老舗が多様性を生み出す」ことと「M&Aの失敗」がジャブ程度に掲載されてますね。その通りなんだけど、結局は「決断」と「実行・計画性」が問われています。組織って大きくなると守りに入る人間がどーしても増えてしまうから、ゆえに孫正義氏など革新的なリーダーは「他人に任せず」自ら先頭に立ってしまうわけでして・・・ 。リーダー不在の烏合の衆と化せば【電通】のような死者が生まれていまいます。そうした会社事情も加味することも労働者側には強く求められているんですけどね。早く気付いて!(願)

┣■で、特集の『プラットホーム』記事・論文集ですが、売る商品を抱えている人向けの話であり、まあ私など庶民には実感に乏しいことは否めません。(苦笑) 『ネットオークション・Amazon委託』レベルでの見方になりますが、私は逆に異業種混在した今の形態から、よりシンプル・単品販売の副業スタイルがネットの主流になるんだろうなと。あまり深く考えずにね。既にそこから始まっているわけですが、企業の多くは抱え込みすぎて本体が沈没しつつあります。実は『プラットホーム』こそ淘汰が必要な場所であるような気がしてなりません。まっ実際に個人販売もまだしていないので適当なことを述べてますけど。(^^ゞ 今号はその程度しか汲み取れなかったッス。

┗■『失敗からのリターンを高める』『「未来は作り出せる」は決して盲信ではない』といった見出しが目を惹きましたが、その土壌が未だに熟成されていないのがこの【日本】という、かつて経済大国であった国の実情です。まだ事業失敗者への手当に薄いのが現状ではないでしょうか? 起業者がもっと*2増えれば、国も支援を考えざるを得なくなり、真剣に考えてくれるかもしれません。日本の場合、大企業に居座るお偉いさんが懐の狭い輩が多すぎるんですよね。いつから「施し」をしなくなってしまったのでしょうか? やっぱり戦後以降、アメリカさんの言いなりに成り下がった頃からかな?

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