白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

秘境路線バスをゆく 〈1〉 特集:見たこともない日本がそこにある

 

┣■先に「2」を見た後で「1」を見ています。“秘境”価値度の高いムック本だと思いますので。第1巻ということもあり、【バス業界】の王様『奈良交通:八木新宮線』と次巻でDVD化された狭隘路線『高森町民バス:草部南部線』が掲載されてますね。路線の雰囲気はこちらの方が分かりやすく読めました。

┣■惜しむらくはこれだけレポート記事が満載である割には「写真が少ない」こと。読み手としては実際どのような場所なのか写真を見たくなるわけですが、詳細な小文字レポートが圧倒していて苦痛にすら感じてしまいます。写真がもっと欲しくなります・・・ 

┗■全国版でザックリと解説されたものと、各地方毎に詳細に解説されものが欲しくなりますね。バスは鉄道ほど明確な情報源がなかったりするので、こうしたバス路線本があると重宝するんですよね。そうした書籍は他にあるのかもしれませんが、手頃なサイズとオールカラー、同出版社に期待したいところです。(笑)

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