┣■取り上げられた状勢は「メジャー」どころばかりです。面白みには欠けるかもしれません。
┣■本書で面白いと思ったのが、気になる世界情勢の各項目を時系列・カレンダー形式で紹介している点。まあ作者がその時に記述した「事実に則った」指摘です。「真実」とか称しておきながら、その多くは後から都合良く塗り替えられる「仮説」だったりしますからね。その点を謝らない書き手はその後「信頼を失くしていきます」。(苦笑)
┣■情報収集する際にはまずはどうしても相手の主張を汲まなければ、より多くの事柄を得られません。できる限り相反する両者の主張を得て、比較/吟味することが肝要です。自己主張なので、ちょこまかと間違ったことを言っていたりしますからね。(苦笑)
┗■その時点での考えを述べることと、よく検討した上で述べることも相反することだとは思うのだけれど、お互いに利があるだけにホント難しいところです。ブロガーの私はもちろん前者・その時の赴くままに語っている派に属するわけですが(笑)、「言えずじまい」という後悔だけはしたくないというのが本心ですかね。誤りは認めつつ・謝りつつも、自己主張はし続ける。そんな人間に私はなりたい。(^^ゞ