┣■300頁ほどですが、ビッシリ書かれており、正直 “読み疲れる” 本ですね。それは編集が下手・上手く区切られていない点も大きいのですが・・・ 。私ならば新書にせずに単行本として、もっとキレイにまとめますけどね。(苦笑)
┣■『研究不正』の事例が「42」。昨年2015年の最新のものまで、日本を含め・世界的に網羅されているので、そうした資料本としては一級品であり、需要は高いのだと思われます。しかしさすがに1つ1つ精査する余裕はなかったようで、「憶測」の部分が多く見受けられましたし、なんだか『未解決事件』の推測本みたいとも言えなくないかな?(苦笑)
┗■『STAP細胞:小保方晴子女史』の件にしても、未だに様々な憶測ばかり飛び交う世界。『医学・薬』に関して言えば「他力本願をする時点でリスクがあると考えよ!」というのが私の持論だったりするのですが(最後は自分可愛さから裏切られることが多い。(^^ゞ)、こと【日本】は「信頼しすぎだし・性善説ばかり強調されがち」です。実際身近には詐欺を働く輩は存在してますし、私のように桃太郎侍ばりになかなか対峙できないでしょ?(きっと退治してやる!) ある程度の「信頼ライン」は持っておくべきだと思いますね。 ちょっと話がズレてしまいましたが、本書を読んだ感想はこんなところでしょうか。