┣■『国際問題』が緊迫化していく中で、海に囲まれた『海洋国家』として強く意識しだした・せざるを得ない我が【日本】ですが、本書はちょっと私の期待に反して『日本史』の教科書から「海洋」に関する部分を改めて詳細に語られた感じの代物でした。日本のというよりも、周辺海域での事情・内情といった具合ですかね。まっそれも大事なことではあるんですけどね。
┣■個人的には「歴史」は「近代→過去」へ遡るべきだと考えておりますので、遙か遠い昔から語り始めるよりも、逆に追っていく方が理解も深まると思います。まあザックリ最初に各時代の要点だけ語り、同じ海域での勢力の比較などでもいいと思いますけどね。最初から詳細だと読むのに疲れちゃうというか。(^^ゞ
┣■『南シナ海から始まる経済』と章タイトルにもありますように、昔からこの海域での重要性がよく分かるのはとても良かったですね。【マニラ】だって昔から大事な交易所だったわけですからね。『海洋国家』の癖にこういうことを知らない国民って今多いでしょ? 単なる「働き蜂」な人生を送っていては損だと思いますよ。(苦笑)
┗■・・・ 締めの意見を忘れた。(爆) あー、歳を取るって本当に嫌だな。*クッソー*
あっそうそう、思い出した。(^^ゞ NHKで、かつて「海に囲まれた日本」の歴史を追った番組がシリーズで放映されていたはずなのですが(DVDに焼いて保存済み)、検索掛けたけどタイトル見つからず。(苦) アレ、良かったですね。やはり大切なことゆえ、資料としては結構あったりするんですよね。学ぼうとしないヤツが愚かなだけで・・・