白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 5/3-5/10 合併号 世界を読み解く「独裁者」名鑑

 

┣■巻頭はシナリオライターを手配して様変わりした、ドナルド・トランプ米大統領候補の話。ヒラリー・クリントンとの対決の構図までは【民主党】リベラルの既得権益層の筋書き通りに運んでおり、また所詮は敗れた首領シナリオライターを雇っている時点でトランプ氏が勝つ見込みも少ないと私は思うのだけれど、予想以上にヒラリー・既得権益層に対する『ミレニアム層?世代』の反発が根強い。ヒスパニック層も反ヒラリーに大きく傾いたら・・・ 、これも既に筋書きに入っているのでしょうか?>ユダヤ人のの支配層さん。(苦笑)

┣■今号の特集記事はビジュアル満載で見ているだけでも楽しめます! 「ソフト独裁者の時代」ですか。上手い表現しますね。ザッと10名がデフォルメされて並べられています。(笑)

┣■「活躍しすぎ?物議を醸す女たち」「成長する大陸(アフリカ)に君臨する暴君」「居座り続ける独裁者たち」「アルゼンチンの新大統領」「東南アジアを牛耳る6人の男」「地政学的要衝を支配する遊牧民の手腕」「いい人たちへの希望と不安」「期待を裏切る期待された人々」など、思わずこうしてサブタイトルを紹介してみたくなったくらい面白いです! これならば楽に現在の世界情勢が把握できますね。(笑)

┣■『国民の犠牲の上に立つ大豪邸』として【トルコ】大統領公邸の写真が公開されています。強い権力を持つと私物化したくなるのでしょうか?>舛添要一都知事殿。貴方の場合はかなりセコすぎますけどね。(苦笑) 小銭でこれまでの名声を全て失ってしまいました。そしてご家族・親類縁者にも。「舛添」の名字、薄汚れてしまいましたよね・・・ その名前を聞いただけで市民は冷たい視線を送っちゃうもの。(爆)

┣■先日突然亡くなった【音楽界】のまさに“プリンス“追悼記事が大きく掲載されています。今の時代、新たに「ジェンダー」としても注目されていますね。公にされていなかっただけで多くの人が知り・認めていたわけです。今の声高に権利を主張する姿勢には私はちょっと違和感を抱いています。中にはソッとして欲しい方々も大勢居るはずだと思いますので。日本の場合、テレビに出演させ過ぎじゃありませんか? 多くは単なるビジネス・ジェンダーなのではないかと思えるのですけど ??  『お見合い大国インドで同性婚サイト』ですって。ちょっと公にし過ぎだよね。(苦笑)

┗■他には『豚からの臓器が現実味を帯びてきた』『変わる中国と3つの時代の愛を描いて』などが目に付きました。今号は全体を通しても面白かったと思います。

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